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独立行政法人評価委員会製品評価技術基盤機構分科会第6回 議事要旨

日時:平成14年11月25日(月)14時~17時
場所:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)技術研修室(2F)

出席者

平澤分科会長、高橋委員、冨田委員、馬場委員、前原委員、三村委員

議題

(1)役員報酬の変更について(審議)
(2)総務省独立行政法人評価委員会の動向(報告)
(3)NITEの平成13年度業務実績評価結果を基にした討論
①ハザードデータベースの中期目標・中期計画の変更の必要性
②製品安全関係業務を受動型から能動型への変更の是非
(4)平成15年度予算要求について(報告)
(5)知的基盤特別委員会について(報告)
(6)中国向け輸出用化粧品原料等についての品質証明確認について(報告)
(7)NITEの現地視察
(8)その他

議事要旨

(1)役員報酬の変更について(審議)

NITE齋藤理事長より、人事院勧告に基づき役員報酬規程を変更する旨の説明が行 われ、承認された。

(2)総務省独立行政法人評価委員会の動向(報告)

事務局より、総務省評価委員会事務局からのNITEの評価に対する確認事項及び総 務省評価委員会WGからのNITEの評価に対する質問事項についての説明が行われた。

また、総務省からの平成13年度における経済産業省所管独立行政法人の業務の実績 に関する評価の結果について、NITEの評価に対しての個別意見はなく、経済産業省 としては評価が適切に行われたと考えている旨の報告が行われた。

(3)NITEの平成13年度業務実績評価結果を基にした討論

(1)ハザードデータベースの中期目標・中期計画の変更の必要性

小谷知的基盤課長より本年取りまとめられた知的基盤整備特別委員会中間報告で ハザードデータベースについて「産業構造審議会化学・バイオ部会化学物質管理企 画小委員会及び化学物質総合管理政策研究会の動向を踏まえ、今後の目標の見直し を行う。」とされた旨の説明が行われた。

次に、野中化学物質安全室長より産業構造審議会化学・バイオ部会化学物質管 理企画小委員会中間報告及び化学物質総合管理政策研究会中間とりまとめを踏ま え「知的基盤整備特別委員会等で指摘された見直しについては、新しい化学物質 管理政策の制度枠組みを整備するにあたっても必要不可欠なものである。」旨の 説明が行われた。

最後に、NITE獅山所長より、NITEにおける化学物質ハザードデータベー スの整備について、前記委員会等の報告を踏まえ「整備する対象物質を選定し、 それらについて国内規制法規、海外での規制等の情報、物理化学的性状情報、有 害性情報、暴露情報、リスク評価等の情報を整備する方向で今後検討したい。」 旨の説明が行われた。

以上の説明の後、質疑・応答が行われ、見直しの方向性について了解され、次 回の分科会で中期目標・中期計画の変更の議論をすることとした。

主な質疑・応答は、次のとおり。

(質問)

企業だけではなく、一般家庭で複合的に存在している化学物質について一般 の国民への情報提供も行っているのか。

また、データの信頼性は、何を基準にしているのか。

(NITE)

複合的なものについては、NEDOプロジェクトである「化学物質総合リス ク評価管理システムの開発」の一環として検討しているリスクコミニュケー ションの場で話題になっていることは承知しているが、情報が少ない状態であ る。信頼できるものがあれば取り入れたいと考えている。

信頼性の基準としては、関係省庁の審議会、例えば、環境省の中央環境審議 会の部会等で評価を行い公開しているもの、OECDのGLP(化学品に係る 優良試験所基準)を取得いている企業のものなどを考えている。

(経済産業省の補足)

このデータベースは生データに近いものであり、国民に対する情報提供とし ては、別のプログラムとしてNITEで行っているところであり、2、3年か けて勉強していきたいと考えている。

(質問)

国際的な協力関係はどうなっているか。また、企業秘密等についてはどのよ うに対応するのか。

(経済産業省)

OECDの活動として日米欧で生産量の高いものから有害性情報を集めてい る。日本語への翻訳という意味でもNITEのデータの価値があると思われる。 また、企業秘密等には十分に留意するが、ある程度限定されると考えており、 出せるデータは提供していきたいと考えている。

(2)製品安全関係業務を受動型から能動型への変更の是非

NITE所村所長より、製品安全関係業務の受動型から能動型への変更につい てのNITE案の説明が行われた。

審議の結果、NITE案のように細かく区分けするのではなく、開発的な部分 に関しては能動型とし、受け身の部分は受動型とすることとし、修文については 分科会長に一任し、結果を各委員に報告することが承認された。

主な質疑・応答は、次のとおり。

(分科会長)

事故情報の収集の中でも汗をかいている部分は重要であり、積極的に能動型 としての評価が必要ではないか。

(NITE)

汗の結晶の部分は、事故発生原因の技術解析に集約されるという観点で考慮 している。

(分科会長)

細かい区分けを行うと煩雑になるので、開発の部分を能動型で判断し、定常 状態になっている部分は受動型で判断することとしたい。

(4)平成15年度予算要求について(報告)

事務局より、平成15年度予算要求についての報告及び委託費から交付金への予算の 組み換えについての説明が行われ、委託費から交付金への予算の組み換えが認められた 場合には、中期目標及び中期計画の変更が必要となる旨の説明が行われた。

(5)知的基盤特別委員会について(報告)

事務局より、知的基盤整備特別委員会取りまとめの概要の説明が行われた。

(6)中国向け輸出用化粧品原料等についての品質証明確認について(報告)

事務局より、中国向け輸出用化粧品原料等についての品質証明確認についての説明が 行われ、業務として継続的に行われるか現時点では判断できないので中期目標・中期計 画への記述見合わせているが、3月には全体的な状況が見えてくると思われることから、 次回の分科会で改めて議論を行いたい旨が補足された。

主な質疑・応答は、次のとおり。

(質問)

実施するのは、化粧品か、原料か。

(経済産業省)

今回は原料について実施するものであるが、現在、厚生労働省で完成品についての 同様の制度を構築中である。

(7)NITEの現地視察

以下のとおり委員による視察が行われた。

・バイオテクノロジーセンター・・・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌N315、市中獲得型 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MW2の説明及びDOGANソフトによる解析データ の説明

・生活・福祉技術センター・・・エルボークラッチのつえ先ゴムの摩擦抵抗試験原案の 説明

・適合性評価センター・・・ITS、MLAPの概要説明及び、標準ガス分析設備の見 学と説明

・化学物質管理センター・・・PRTRの概要説明

(8)その他

事務局より本委員会が12月17日(火)に開催され、本日の審議結果が報告され る旨を説明した。

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