1.日時:平成13年12月12日(水)16:30~18:30
2.場所:経済産業省本館17階国際会議室
3.出席者:
(委員)阿部 學、指宿 堯嗣、奥田 重俊、芹沢 俊介、武内 和彦、原科 幸彦、
柳沢 紀夫、山中 芳夫、森嶌 昭夫(9名/14名)
(その他・オブザーバー)経済産業省、(財)2005年日本国際博覧会協会、愛知県
4.議題:(1)今後の環境アセスメントの進め方について
(2)2005年日本国際博覧会(愛知万博)基本計画について
5.議事概要:
(1)今後の環境アセスメントの進め方について
・今後のアセスの進め方について、森嶌座長より次のとおり説明。
・評価書に対する意見を検討した際、Ⅰ案とⅡ案について、Ⅱ案の方向で検討を行
い、修正評価書を作成することとした。よって、今後の手続としては、修正評価
書の作成を行っていただくこととしたい。
・今回、Ⅱ案の検討の熟度が上がり、基本計画が公表された。要領に基づけば、こ
れを前提として修正評価書を取りまとめることとなるが、これまでの経緯もあり、
実質的に適切なアセスを行うということで、知事意見、大臣意見を聴くとともに、
住民への説明会や意見聴取を行って欲しい。
・評価会としては、工学系と自然系の分科会でも検討し、助言を行いたい。
(意見交換)
・要領を超えて手続を行う姿勢は良い。今回の場合は実質的には再実施が必要なので、
長久手町において方法書と準備書に相当する手続きが必要である。
・来年の前半には工事。それまでにはアセスを実施する。どうすれば2005年に開催で
きるか個別に先生に聞きながら実施し、スピードアップできる方法を考えたい。
・スコーピングを地元の人も入れて年内(来週)にでも始めて欲しい。
・具体的な進め方については、個別に意見を聞いて、全体の会議でも議論したい。
・要領の手法は海上地区を対象としたものであり、青少年公園地区については具体的
な調査項目については検討を行っていない。海上地区と同じ考えで青少年公園の調
査を行うなら、モンゴリナラについて詳細調査が必要だが、現実には行っていない。
青少年公園の調査は、アセスメントとしては最低限であることを認識して欲しい。
・青少年公園では積極的に二次的自然を評価する取組が必要ではないか。残存する自
然、再生する自然など工夫して、青少年公園なりの特色を出すことができるのでは
ないか。
(2)2005年日本国際博覧会(愛知万博)基本計画について
・坂本事務総長から基本計画等について説明、続いて椋事務次長から環境負荷低減の
方策について、松浦愛知県環境調整課長からオオタカ調査検討会の検討状況につい
て説明。
(意見交換)
・アセスはすべてまとまるまで待つのではなく、段階式に提出してもらって、スコー
ピングも含めて検討していきたい。
・追跡調査結果についても今まで行ってきたデータを効率良い方法で提示して欲し
い。
・大気環境の影響評価は既に広範囲で実施されているので、大気や交通に係るアセス
の情報は早めに示して欲しい。
・海上地区の遊歩道・展望台はどうしても必要なのか。価値あるものを保護するため
に計画を変えるのであれば、小さな場所であっても海上の森を代表するような価値
のある場所かもしれないので、海上の森の他の地区との価値を比較検討し、遊歩道
等を作るべきかどうかよく検討して欲しい。また、オオタカについては、繁殖期に
入ったときの工事方法や、また近づいて営巣した時の対処方針を準備しておく必要
がある。
・オオタカ検討会での検討経緯についても情報を出して欲しい。
・ゴンドラの設置場所(橋脚や工事用道路)は十分な調査を行っていないので、すぐ
には評価できない。ただし、名古屋瀬戸道路のルートに変更すれば、その調査デー
タが使える。
・アセスの対象によって、追跡調査の進め具合に差があるもの。追跡調査を行った上
で、他の工事より後で着手するということもあって良いのではないか。
・ゴンドラの着工を遅らせることもあるということ。環境の面からおかしくないよう
にチェックして欲しい。
・ゴンドラのルートの水系への影響が心配である。調査範囲を広げて、土地の改変に
強い群落と弱い群落の分布を把握するなど基礎的な調査をして欲しい。
・環境マネジメントをきちんとやって欲しい。
・具体的にはLCA(ライフサイクルアセスメント)をきちんとやるということではな
いか。
・分科会についても公開して欲しい。
・協会においては、本日出された意見を踏まえつつ、委員に相談しながら対処して欲
しい。
経済産業省商務情報政策局博覧会推進室 加藤、熊谷
TEL:直通 03-3501-0289
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