経済産業省
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2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価会
環境影響評価書意見検討会 工学系分科会(第10回) 議事要旨

                             


1.日時:平成14年2月25日(月)17:30~19:45
2.場所:経済産業省本館2階 東3共用会議室
3.出席者:(委員)松尾 友矩、橘 秀樹、原科 幸彦、山中 芳夫
      (その他・オブザーバー)経済省、環境省、愛知県、(財)2005年日本国際博覧会協会

4.議題:(1)環境影響評価について

5.議事概要:
 (1)環境影響評価について
  ・本日は、実施計画書についての議論は行わないのか。
  ・前回の分科会で評価項目等について議論し、LCAの項目が環境要素-影響要因マトリクスには
   ないが、実質的に行うこととしたり、住民意見には、ていねいに答えるよう申し上げたところ。
今回は項目を含め評価について議論したい。

①博覧会協会から海上地区、青少年公園地区に関する調査結果の概要並びに予測及び評価の結果に
ついて説明

(上記事項に関する意見交換)
○海上地区の大気質(工事中、供用時)について
・今回の予測に用いた原単位は何を使用したのか。
・評価書と同じベースのものを用いて予測した。
・工事車両の走行台数は何台を前提として評価したのか。
・今回は、評価に用いたバックデータは用意していないが、今後は参考資料として整備する予定で
ある。次回参考資料を提出したい。
・評価書と比較検討を行うために必要であるため、是非提出をお願いしたい。
・工事中に係る予測評価について、工事車両への最新排ガス規制車の利用促進対策を取り入れるこ
とにについて、具体的に何か案はあるのか。
・協会が用意する車については、最新排ガス規制車を集めることとしている。なお、工事施工業者
には活用促進という形で促したいが、周知徹底させるのはなかなか難しいため、最もワーストケ
ースを想定し予測した。
・ガス給湯器等のエネルギー供給施設の稼働時間は何時間か。
・開場時間が9時から18時となっており、その前後1時間を含んだ11時間である。
・海上地区への来場者の交通量はどう評価したのか。
・会場へ来場する者の車両は、周辺7箇所の駐車場からシャトルバスで会場にアクセスすることと
なっており、その評価は青少年公園地区等の中で一括して行っている。なお、海上地区会場内で
移動に車を使用することは想定していない。

○青少年公園地区等の大気質(工事中、供用時)について
・計画上、全体にどのような努力をした結果か分かるようにして欲しい。大気質の評価において微
地形の影響は考慮してているのか。
・比較評価を行うため、特に地形は考慮せず評価書と同じ平面で評価している。
・評価書の段階では、青少年公園地区の供用時の影響が問題となっていたが、今回の案で全体的に
影響が低減できたのは、どのような対策を行ったからなのか。
・評価書段階から、大きく変わったことは、東部丘陵線の開通見込みがついたことによる輸送力の
強化によるシャトルバスの台数低減等である。
・供用時のアクセス車両の台数はどのように設定したのか。
・輸送計画の中で、鉄道系の輸送量を増やした結果、アクセス車両からの負荷を縮小して設定した。
・評価の考え方は、今後、最新の排ガス規制に合致した車両が多く採用されてくると見込まれる等
前段の努力の形が見える様な記載にしてはどうか。大気質に関しては、従来どおりの手順で評価
を行った結果、影響はあっても軽微と考えられる。
・地形の影響もあるのではないか。

○海上地区の騒音(工事中、供用時)について
・道路交通騒音に関し、一般的に交通量に関しては、倍になっても3dB程度増加するのみであるが、
参考までに工事車両のみの騒音も予測してはどうか。
・道路交通騒音は法律上は道路のみが対象であり、LAeqで評価している。建設作業騒音はピーク
値であり、たしあわせることには無理がある。道路交通騒音と建設作業騒音複合騒音の予測につ
いては、現在新しい手法を開発中であり、間に合えば参考として記載したらどうか。
・人声の騒音パワーレベルの値が、少し小さめであるため値を再確認して欲しい。また、催事等で
使用する拡声器等の音は考慮されているのか。
・催事で使用するスピーカ等からの騒音については、まだ未定であるため、追跡調査で評価を行う
こととしている。
・騒音規制法で、規制しているのは敷地境界での値である。あまり広い範囲での予測結果の騒音レ
ベルの線を引くことは、誤差が大きくなる。建設騒音の新しい手法については、学会で検討中で
ある。
・新しい評価手法については、追跡調査の中ででできれば検討したい。
・環境影響評価の趣旨もそういうことなので、新しい手法を取り入れて欲しい。
・新しい評価手法での予測結果についても、確認したいため実施して頂きたい。

○青少年公園地区の騒音(工事中、供用時)について
・環境基準というのは規制値ではなく、ガイドラインであって目標値である。これを超えた場合に
どのように評価するか難しい。
・博覧会による寄与分の表し方はどうするのか。
・%で表すとかえって誤解を与える。なお、人の感覚では、騒音レベルが変動している場合では、
3dB程度の差はほとんど分からず、5dBの差でやっと分かる程度である。
・騒音において、基本計画の上で最大の努力した対策は何か。
・観客輸送を鉄道系に振り分けたことと、工事中は青少年公園から搬出される土量を抑えたことで
ある。
・本事業による寄与分で環境基準を超えているものはないか再確認して欲しい。
・これは合意形成のためにも必要ではないか。
・計算条件も含めて、予想される最大の負荷で計算し、影響がないといったことを分かってもらう
ために、もっと文章を書きこむ必要があるのではないか。

○振動について
・会場内にヘリポートは作らないこととしたのか。
・現在、新たに作ることは考えておらず、会場外の既存の施設の活用を検討している。

○河川流量・廃棄物について
・水循環に関する保全方針は節水型便器のみでなく、散水等も考えられる。
・会場で発生するごみの処理はどこで行う計画か。
・基本的に周辺自治体等の協力を得るとともに必要に応じ廃棄物処理業者に委託することとしてい
る。

○温室効果ガスについて
・工事に使用する型枠の再利用はどう考えているのか。
・協会内に設置してある3Rの委員会で検討中であり、基本的にリユースを考えている。

②博覧会協会から時系列的複数案比較、追跡調査計画について説明
・特になし

・以上、委員の意見を踏まえ協会におかれては、作業を進めて頂きたい。

(問い合わせ先)経済産業省博覧会推進室
加藤、熊谷
TEL 03-3501-0289
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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