1.日時:平成14年5月27日(月)14:00〜15:00
2.場所:経済産業省大臣官房特別会議室(本館12階)
3.出席者:古屋経済産業副大臣、大島経済産業副大臣、佐藤国土交通副大臣、
月原国土交通副大臣、山下環境副大臣
4.議事概要:
(1)古屋副大臣挨拶
・本プロジェクトチームは、ヒアリングや現地視察を含め短期間で報告書をま
とめた。燃料電池は21世紀のキーテクノロジーであり、政府としての取組み
をバックアップして推進することが必要。本報告書に述べた提言の実現化が
重要であり、引き続き各副大臣には協力をお願いしたい。
(2)燃料電池プロジェクトチーム報告書(案)について
@経済産業省から資料4を説明(報告書(案)、具体的には報告書の目次に沿っ
て概要を説明)
(3)主要な意見
・古屋副大臣から、サブタイトルの日本発プロジェクトX「地球再生のための
エンジンを開発せよ」には、燃料電池は人を育み、ものづくり技術であるこ
とからエールを送りたい。そして、科学技術立国を目指す我が国にとって、
燃料電池の実用化に官民挙げて取り組み、それが日本のエネルギー革命にな
るとの思いが込められている旨発言。
・大島副大臣から、このプロジェクトチームは一体感があり、実用化・普及に
向けての規制の問題についても、3省でまとまることができ、大きな成果が
得られた。また、本報告書の提言内容の実施が、日本経済の足腰を強くする
大きなきっかけになることを願う旨の意見があった。
・佐藤副大臣から、水素製造方法としては、太陽光発電だけでなく風力発電も
重要なので記載してはどうかとの意見があり、山下副大臣も同趣旨の意見で
あり、報告書に追記することとした。
・佐藤副大臣から、燃料電池活用社会の先駆けであるアイスランドと対比して、
日本はその先をいくべきである。そのため、地域特性を活かしたプロジェク
トとして、同じ寒冷地で熱需要が多く、かつ技術の集積もある北海道での実
施が良い旨の発言があり、古屋副大臣からは、地域特性を活かしたプロジェ
クトは、地域の役割分担の下で切磋琢磨して進めることが良い旨の意見が
あった。また、山下副大臣から、北海道プロジェクトへの参加を考えている。
なお、現段階では燃料電池の燃料となる水素は天然ガス等の化石燃料から取
り出さざるを得ないが、将来的には再生可能エネルギーを利用した水素供給
システムを構築していく必要があると考えている旨の意見があった。
・山下副大臣から、水素は一般に爆発しやすい物質で危険性もあり、安全のア
ピールが重要なため、他の項目にも書いてあるが、普及啓発の追加的対策で
も明確に記述した方がよいとの意見があり、月原副大臣も同趣旨の意見であ
り、報告書に追記することとした。
・月原副大臣から、燃料電池を広めるために、モデルサイトとして空港や観光
地の上高地などで、展示用施設の設置や燃料電池自動車の走行を行い喚起し
てはどうかとの意見があった。
・月原副大臣から、ある段階に来たら、世界の展望の中で我が国の特色をもっ
て枝葉を切り落として集中して進め、早く到達することが必要である旨の意
見があった。また、各省の情報交換が重要である旨の意見があった。
・古屋副大臣から、本日の意見のうち修正が必要な語句を直した上で、報告書
(案)の承認を諮ったところ、異議はなく了承された。また、30日(木)
の副大臣会議に報告する旨発言し終了。
以 上
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