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【60秒解説】 DNA解析技術が寒い冬を救う!?

カシミヤのマフラーを巻く会社員の写真

まだまだ寒い日々が続いています。そんなとき活躍するのがカシミヤのマフラーではないでしょうか。

「カシミヤ100%」がウソ?
マフラーのタグにある「カシミヤ100%」の文字。家庭用品品質表示法において、繊維の混合率を正しく表示することが義務づけられています。しかし、たびたび、「カシミヤ100%」をうたっておきながら実際にはカシミヤではない毛を混合していたという悪質な偽装事件が起こっています。
カシミヤ・インスペクター
粗悪な商品が流通してしまわないよう、カシミヤ・インスペクターという資格があることをご存じでしょうか。日本語で「獣毛鑑定者」。カシミヤ製の品々を、顕微鏡などを用いて識別することを専門としています。カシミヤの毛は動物由来であるため、産地や環境によって毛の形状が少しずつ異なっています。この細かな特徴も含めて、熟練した「人の目」が見極めているのです。
DNA解析技術でカシミヤを識別
このたび、新たな方法として、DNA解析技術を応用したカシミヤ識別方法が、日本主導の下、国際標準化機構(ISO)で承認されました。今後、この識別方法が国際的に浸透すれば、これまでの人の目によるチェックをDNA解析がサポートすることになるので、カシミヤ繊維の識別精度が向上し、世界各国の流通市場においても偽装製品が減少することが期待されます。また、国内でも、カシミヤ製品の信頼性が向上し、消費者が安心して買い求めることができると考えられます。
招き猫のマグカップの写真
(DNA解析時の写真 提供:一般財団法人ボーケン品質評価機構)
最終更新日:2016年1月28日
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