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【60秒解説】商標の先取り出願(?)が大量発生中!

出願されている書類の山の写真

企業の顔とも言える商標。最近、一部の方が先取りしてしまうかのように、大量の商標出願がされています。

他人が勝手に出願している!

例えば、新商品を発表した中小企業が、発表後に商標を出願したところ、ある他人に先を越されていたケースです。「発表前に出願すればよかった…」と後悔して、自分の出願を断念したり、新商品の名称を変える方もいます。

あきらめずに、自分も出願を

しかし、こうした他人による出願のほとんどは、手数料が払われずに却下されています。また、手数料が払われても、特許庁は、出願人が自身の商品に使用するかなども審査するため、単純に登録が認められるわけではありません。したがって、くれぐれもあきらめずに、自分でも商標登録を目指すことが重要です。

なお、以前から消費者に広く知られている商標であるなどの条件を満たせば、他人に登録されても、自分が引き続き使用する権利(先使用権)があります。いずれにしても、安心して商標を使用するには、出願すべきです。

海外で悪用されている場合は?

海外でも同様のことがあり得ますが、この場合、模倣品・海賊版などの営業実態があることが多く、複雑です。まずは、外国で商標が悪用されていないか調査が必要です。JETROでは、中小企業向けの調査・相談を行っています。

単なる地名や品種などは、商標にならない

過去も話題になりましたが、日本の有名な地名や、コシヒカリなどの品種名が、商標登録されていることもあります。これらは、現地で異議を申し立てることで、商標を無効にできます。また、日本企業のロゴや商品名などでの商標が登録されていれば、法的手段を含めた毅然とした対応が必要となります。

最終更新日:2016年6月8日
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