| ナノテクノロジーによって次世代の成長産業の核として開発が行われているナノ粒子は、その微小性のために従来の物質とは異なる挙動を示す可能性が指摘されています。一方、ナノ粒子の安全性に関しては、現在、我が国のみならず国際的にもその特性評価等の科学的な知見が不足しており、安全性確保のため国際的な取組が進められてきているところです。 OECDでは、ナノ材料の厳格な安全性評価の開発を支援するための、工業ナノ材料のヒト健康、環境影響に関する国際協力の促進を目的とし、2006年に工業ナノ材料作業部会を化学品会の下部組織として設立し、ナノ材料の試験・評価方法等について検討を行っています。 現在は以下の8つのサブグループに分けて検討を進めているところです。 ・工業ナノ材料安全性研究データベース ・ナノ材料評価の研究戦略 ・代表的ナノ材料の試験実施評価 ・テストガイドラインのナノ材料への適用性評価 ・自主的枠組と規制に関する情報交換 ・リスク評価に関する情報交換 ・ナノテクノロジーにおける代替試験法の役割 ・曝露測定と曝露減少に関する協力 工業ナノ材料の安全性に関する研究データベースは、工業ナノ材料の安全面に対処する研究プロジェクトに関する情報が集約されています。完了した/現在進行中/計画中の安全性研究プロジェクトの詳細を検索可能です。OECD工業ナノ材料作業部会の各国政府代表団によって更新・管理されています。 www.oecd.org/env/nanosafety/database |