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リスクコミュニケーションを実施するにはどうすればいいの?

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リスクコミュニケーション実施の手順

リスクコミュニケーションを行うには、早い段階で分かりやすい情報を提供するように努め、利害関係者の要望に応えることが重要です。

リスクコミュニケーションには、次のような手順を踏むとよいでしょう。ただし、これらの手順はあくまで参考ですので事業活動や地域の特徴にあわせて作成してみましょう。

また、リスクコミュニケーションに取り組む体制をつくることが有効です。
会合を行うにあたって、あらかじめ質問されることを想定して、回答を用意しておくことが重要です。

リスクコミュニケーション実施の手順の例

8項目あります。

地域とのリスクコミュニケーション実施の8つの手順について下の図に示しました。それぞれの詳細については図の項目をクリックして見ることができます。

(1)事実・現状の把握(2)地域で信頼されている人や学者等との意見交換(3)目的・目標の設定(4)リスクコミュニケーション相手の選定(5)メッセージの作成とテスト(6)方法の確認と会合の検討(7)リスクコミュニケーションの実施(8)リスクコミュニケーションの評価(1)事実・現状の把握→(2)地域で信頼されている人や学者等との意見交換→(3)目的・目標の設定→(4)リスクコミュニケーション相手の選定→(5)メッセージの作成とテスト→(6)方法の確認と会合の検討→(7)リスクコミュニケーションの実施→(8)リスクコミュニケーションの評価

(1)事実・現状の把握

  • 大気や排水、土壌・地下水へ排出している化学物質の種類と物性・毒性に関する情報を収集します。
  • 化学物質の環境中への排出量と濃度などの事実を把握します。
  • 地域住民の懸念事項は何か、懸念のレベルはどれくらいか把握します。
イラスト例えば、日頃つきあいのある自治会、工場従業員の家族などの化学物質の排出について、どのような考えを持っているか聞いてみましょう。

(2)地域で信頼されている人や学者等との意見交換

  • 地域で信頼されている人や学者などと意見交換をして(1)で把握した事実や懸念事項について、客観的に見直します。

イラスト

(3)目的・目標の設定

  • リスクコミュニケーションの目的、目標を明確にして、内部の関係者で理解して共有しておくことが必要です。
    イラスト例えば、
    住民の不安を解消する
    住民に事業所の環境対策を理解してもらう
  • いつ、誰に対して、どのようなメッセージを伝えるか、その際、どの手法を用いるかを検討し、内部の役割分担とスケジュールを決めます。

(4)リスクコミュニケーション相手の選定

  • 影響を与えると思われる、メッセージを伝えるべき相手や地域の範囲を慎重に決めます。

イラスト

(5)メッセージの作成とテスト

  • 伝えたい内容について、分かりやすいメッセージを作成します。
    イラスト:メール
    • 専門用語を使わない。あいまいな表現は使わない。
    • メッセージを簡潔にする。
    • データの根拠を明確にする。
    • 関連する情報源を紹介し、後で各自で検証したり調べることが可能なようにする。
  • 事前に模擬的にテストを行って、メッセージを見直します。

(6)方法の確認と会合の検討

  • メッセージを伝える方法を確認します。
  • 会合をもつときは、日程、場所、時間を相手が参加しやすいように設定します。

イラスト:会合

(7)リスクコミュニケーションの実施

イラスト円滑に会合を進めるためには、例えば、相手を体等なパートナーと認識する。冷静に対応する。ポイントとなるメッセージを繰り返すなどがあります。

イラスト

(8)リスクコミュニケーションの評価

  • 情報提供の後、地域住民に話を聞いたり、会合の後に参加者へアンケートを行い、評価し、リスクコミュニケーション全体を見直します。
  • 住民の意見がどのように活かされたか、住民にフィードバックします。

イラスト

お問合せ先

製造産業局 化学物質管理課 化学物質リスク評価室
電話:03-3501-0080
FAX:03-3580-6347
e-mail:qqhbbf@meti.go.jpメールリンク

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