キャリア教育アワード・キャリア教育推進連携表彰
DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)等に伴う産業構造の変化により、我が国の人材に求められる職務遂行能力が高度化していく傾向にある中、職業人としての資質や能力の向上、働くことへの関心・意欲の高揚、学習意欲の向上を目的としたキャリア教育を、将来の我が国を支える子ども・若者に対して早期の段階から行うことが求められています。
学校教育においては、基礎的な知識の定着やスキルの習得だけでなく、学習内容と実社会を関連づけ、自己の将来について考えるキャリア教育が推進されていますが、実施にあたっては、企業・地域の協力が不可欠です。なぜなら、企業・地域の人々が「本物の社会」「本物のシゴト」を教えることが子ども・若者の興味・関心を惹きつけ、「働くこと」に対する価値観の醸成、学習意欲の向上などにつながっていくからです。
また、人生100年時代が到来する中で、個人が自らの問題意識を持ち、学び、働くことを通じて、自らの「羅針盤」をもってキャリアを構築していくこと(キャリア・オーナーシップを持つこと)がますます重要になっています。
キャリア教育では、これまでにも増して教育効果の向上が必要であり、「学習内容と実社会のつながり」が実感できるものを教育現場に継続的に提供し続けること、そのために企業と学校関係者が密接に連携していくことが求められます。
キャリア教育アワード
キャリア教育アワードは、産業界によるキャリア教育の取組とその効果を広く社会で共有し、こうした取組を奨励・普及・促進することを目的として、優れたキャリア教育の取組を行う企業・団体等を表彰する制度です。2010年度より実施しており、最も優秀と認められる取組を行う企業・団体等には、経済産業大臣賞を授与しています。
なお、今年度は、受賞企業が表彰対象事業の広報等のために、イベントロゴを用いた正式な受賞ロゴを活用できるようにします。
キャリア教育推進連携表彰
キャリア教育推進連携表彰は、キャリア教育を十分に展開するために重要な、学校等の教育関係者と地域・社会や産業界の関係者が連携・協働し、互いにそれぞれの役割を認識しながら、一体となって取り組んでいる先進事例を全国へ普及・啓発することを目的として、教育関係者(学校や教育委員会等)と行政(首長部局等)や地域・社会(NPO法人やPTA団体等)、産業界(経済団体や企業等)が連携・協働して行う取組を公募し、優秀と認められる取組を表彰する制度です。本表彰制度は2011年に創設し、文部科学省と共同で実施しています。
過去の受賞企業・団体一覧
キャリア教育アワード
- 第14回(2024年度)
- 第13回(2023年度)
- 第12回(2022年度)
- 第11回(2021年度)
- 第10回(2019年度)
- 第9回(2018年度)
- 第8回(2017年度)
- 第7回(2016年度)
- 第6回(2015年度)
- 第5回(2014年度)
- 第4回(2013年度)
- 第3回(2012年度)
- 第2回(2011年度)
- 第1回(2010年度)
キャリア教育推進連携表彰
- 第13回(2024年度)
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- 第11回(2022年度)
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- 第9回(2019年度)
- 第8回(2018年度)
- 第7回(2017年度)
- 第6回(2016年度)
- 第5回(2015年度)
- 第4回(2014年度)
- 第3回(2013年度)
- 第2回(2012年度)
- 第1回(2011年度)
お問合せ先
経済産業政策局 産業人材課
電話:03-3501-1511(内線2671)