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表彰式・シンポジウム開催報告

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◇開催日時・場所

日時:平成30年3月23日(木曜日)15:00~18:00
場所:イイノホール(東京都千代田区内幸町2丁目1-1 イイノビル4階)
対象:企業関係者、メディア関係者、学生、ダイバーシティ経営に御関心がある方ほか
主催:経済産業省
共催:東京証券取引所

開催概要

15:00~15:05 開会/主催者挨拶
経済産業省 経済社会政策室長 小田 文子
15:05~15:45 平成29年度 「なでしこ銘柄」発表会
<御挨拶>
・株式会社東京証券取引所 取締役・常務執行役員(当時) 岩永 守幸

<「なでしこ銘柄」選定企業発表>
・プレゼンター:いとう まい子(女優)
16:10~17:10 パネルディスカッション
「100選プライム選定企業が語る!~ダイバーシティの極意~」
・中央大学大学院戦略経営研究科教授 佐藤 博樹  ・ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社取締役 高山 与志子
・MSCI マネージング・ディレクター クライアント・カバレッジ内 誠一郎
・カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO 松本 晃 ・株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取締役常務執行役員 柳 圭一郎
17:30~18:00 平成29年度 「新・ダイバーシティ経営企業100選」表彰式
<挨拶>
・世耕 弘成 経済産業大臣
<表彰状・記念品授与>
<全体記念撮影>
17:40 閉会

※敬称略

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当日の様子

当日は200名近くの表彰・選定企業の関係者の方、160名近くの一般の来場者の方にお越しいただきました。

今年度で6回目となる表彰式・発表会では、平成29年度「なでしこ銘柄」として48社選定するとともに、「新・ダイバーシティ経営企業100選」として21社の表彰を行いました。

また、今年度より昨年3月に取りまとめました「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」をもとに、より全社的、継続的な取り組みを重視した「ダイバーシティ2.0」に取り組むトップオブザトップの企業を「100選プライム」として、カルビー株式会社と株式会社エヌ・ティ・ティ・データの2社を選定しました。

なでしこ銘柄発表会では、冒頭、東京証券取引所の岩永常務より女性活躍推進に積極的に取り組む企業の社会的重要性や資本市場における位置づけなどについてお話いただきました。今年度は「なでしこ銘柄」のプレゼンターとして女優のいとうまい子さんをお招きし、48社の発表及び代表企業への選定証授与を行い、会場はとても華やかな雰囲気に包まれました。

また、「100選プライム」選定企業の2社には、パネルディスカッション「100選プライム選定企業が語る!~ダイバーシティの極意~」にも登壇いただき、具体的な取組状況についても発表いただきました。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」表彰式では、世耕大臣が表彰・選定企業や来場者の方々に向けて激励の挨拶を述べ、全体記念撮影にも参加いたしました。

開会・主催者挨拶

開会・主催者挨拶の写真その1
経済産業省 経済社会政策室長 小田 文子

我が国の経済成長のためには、女性、外国人、高齢者、障がいのある方など多様な人材が最大限能力を発揮し、企業の価値創造に参画していくことが必要不可欠である。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」及び「なでしこ銘柄」の実施は本年で6年度目を迎えるが、ダイバーシティ経営や女性活躍推進に取り組む企業の裾野は着実に拡大している。

今年度から新たに、過去の100選受賞企業を対象に、より全社的、継続的な取り組みを重視した「ダイバーシティ2.0」に取り組むトップオブザトップの企業を「100選プライム」として選定した。

パネルディスカッションにおいては、プライム選定企業から継続的にダイバーシティ経営を実践するためのポイント、投資家からダイバーシティ経営の意義について提供いただき、議論する。本表彰式・発表会を、ダイバーシティ経営の実践かつ課題解決のヒントを提供できる機会としたい。

■平成29年度 「なでしこ銘柄」発表会

なでしこ銘柄発表あいさつ
株式会社東京証券取引所取締役・常務執行役員(当時)
岩永 守幸

少子高齢化が急速に進む我が国において、女性の活躍は就労人口を維持する側面だけでなく、企業の経営戦略上、競争力を高めるという面からも期待されている。

女性活躍推進に積極的に取り組んで成果を上げている「なでしこ銘柄」選定企業は、実際に業績パフォーマンスが市場平均を上回るということが確認されている。年金を預かる政府系運用機関GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)においても、昨年7月より女性活躍をテーマとした指数を運用のベンチマークの一つとして採用するという動きがあり、これは「なでしこ」が資本市場においてもひとつの重要キーワードになっているという証でもある。

人生100年時代、自分の老後は自分できちんと準備するべきという時代になり、政府も資本市場を使った資産形成を税制面から応援する仕組みを整えている。

企業の成長のカギを握るのが女性であると同時に、家計を握る女性の投資者としての影響力に着目し、投資を通じて日本を元気にする力を発揮してもらいたいと考えている。

本日の選定企業におかれても、今後も女性を含む多様な人材を活かし、変化する環境に柔軟に対応して引き続き成長を遂げられるとともに、日本のキャピタルマーケット全体を反映するドライブフォースとなっていただきたい。

なでしこ銘柄発表あいさつ
女優 いとう まい子

45歳で大学に入り、学士・修士課程を経て今は博士課程の2年目。大学に入って良かったことは、人間関係も仕事にも幅がとても広がったこと。

人生100年時代、今54歳の私は2倍生きなければならないと考えたとき、学び続ける、つまり自分自身で進化し続ける、バージョンアップし続けることがとても重要だと感じている。

ただ、リカレント教育、学び直すことは、企業に勤めている方にとってはなおさら、実現することは至難の技である。

企業・国・教育機関が一丸となって、学び直したい人々をバックアップ、サポートして、一人ひとりが100年を生きることを楽しく感じられるようになれたら未来は明るくなると思う。今日選定された企業には、「学びたい」と願う社員がいたら、ぜひサポートしてあげて欲しい。

そうすることで、社員の価値が上がり、企業の価値が上がり、日本全体の価値が上がる。まだ取り組んでいない企業がどんどん見習うように、これまで以上に素晴らしい取組を続けていただきたい。

「なでしこ銘柄」発表会 代表企業 選定証授与・記念撮影

発表写真その1

全体記念撮影

発表写真その2

平成29年度 「100選プライム」発表会

「100選プライム」選定企業発表

カルビー株式会社 代表取締役会長兼CEO 松本 晃 様

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ代表取締役副社長執行役員 植木 英次 様

パネルディスカッション「100選プライム選定企業が語る!~ダイバーシティの極意~」

中央大学大学院戦略経営研究科教授 佐藤 博樹

カルビー株式会社代表取締役会長兼CEO 松本 晃

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 取締役常務執行役員 柳 圭一郎

ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 取締役 高山 与志子

MSCI マネージング・ディレクター マネージング・ディレクター 内 誠一郎

<これからの新・ダイバーシティ経営企業100選について>

パネルディスカッションでは、冒頭、モデレーターを務めた佐藤氏より100選プライムの趣旨説明を頂いたのち、選定企業から具体的な取組を発表。松本氏は、ダイバーシティを推進する上でコーポレートガバナンスの重要性を説明。実際に社外取締役が多数を占めることがガバナンスの強化に寄与していると語った。 続いて、柳氏は、幹部にダイバーシティを語らせることの重要性を説明。現場のトップにダイバーシティを語らせる機会を提供することで、ダイバーシティについてより深く考え、その発言を通じて中間管理職層にも浸透していくと語った。

<資本市場から見たダイバーシティ経営>

内氏は、EGS投資が長期投資家のあるべき投資スタイルであり、今後も拡大する見通しであると説明。特に、GPIFにおいてMSCI日本株女性活躍指数が採用されるなど、ダイバーシティというテーマに資本市場が強い関心を示しており、グローバルな視点でも同様の動きがあることを語った。

<ガバナンス改革の必要性>

高山氏は、投資家から見たダイバーシティの重要性は、コーポレートガバナンスの観点と経営の観点の2点あると説明。高山氏は、コーポレートガバナンスの観点で一番重要なのは取締役会の監督機能であり、取締役会が多様な観点で検証・監督するには、取締役会自体がその機能を果たせる多様性を持つことが投資家にとって重要になってくると語った。

これを踏まえ、柳氏より取締役会の構成員の多様化は重要であるが、形式的ではない活性化した取締役会にすることも重要であり、社外取締役や社外監査役の存在が議論活性化に繋がっていると説明。松本氏も、取締役の仕事は経営を監視することであり、監視機能を強化するには社外取締役が重要であると語った。

<外部への情報発信・対話>

高山氏は、投資家は情報開示そのものを求めているのではなく、開示された情報から企業価値・株主価値・成長力への寄与を測ろうとしており、企業が目指す方向とのストーリー性がある情報開示が必要であると説明。内氏は、情報開示は組織的なコミットとして判断されると説明し、情報開示による情報発信の重要性を語った。

<企業内部におけるダイバーシティへの取り組み>

松本氏は、ダイバーシティは既得権を持っている従業員のそれを奪うため、反対勢力が生まれるのは当たり前であると指摘。経営トップがそれを認識した上で、それでもダイバーシティを進めるという経営トップの強いトップコミットメントが最重要と説明。佐藤氏は、過去の成功体験がある管理職層が時代の変化とともに自己否定できるかが重要であると語った。

パネルディスカッションの詳細な結果概要はこちらから

平成29年度 「新・ダイバーシティ経営企業100選」表彰式

世耕 弘成 経済産業大臣

<御挨拶>

現在、全ての都道府県で有効求人倍率が1倍を超え、経営者の方々は深刻な人手不足に直面している。経営課題である人材不足を逆に成長の機会として多様な人材を生かすダイバーシティ経営に舵を切るチャンスである。

近い将来に日本が迎える人生100年時代では、多様な人材が自らのキャリアを見据えながら、最大限にその力と個性を発揮していくことが求められる。企業も社員に学びの機会を積極的に提供し、社員が望むキャリアや働き方を実現できる環境を構築することが重要。そうすることで、個人の力が遺憾なく発揮され、それを企業の成長に結びつけることが期待できる。

ダイバーシティ経営は、経営トップの強いリーダーシップのもと、経営陣の多様化、現場での実践、外部への発信、この3つに会社全体で取り組まなければ前に進んでいけない。そのため、まさに経営戦略として取組を続け、成果をあげておられるトップオブザトップの企業を100選プライムとして、今年度から選定することとした。本日表彰された企業はダイバーシティ経営の先駆者として、自社の取組や成果を幅広く発信していただき、後に続く他の企業の手本として引き続き御活躍いただくことを期待している。

<代表企業 表彰状・トロフィー授与・記念撮影>

オムロン株式会社取締役会長 立石 文雄

株式会社井口一世代表取締役 井口 一世

<全体記念撮影>