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審議会・研究会

情報家電ネットワーク化に関する検討会(第2回) 議事要旨

1.

日時  平成17年6月2日(木)10:00~12:00 
 
2. 場所  虎ノ門パストラル マグノリア
      
3. 出席者 石井座長、村上座長代理、冲中構成員、郡山構成員(吉本代理)、関構成員、竹林構成員、千葉構成員(上田代理)、津賀構成員、野原構成員、橋本構成員、藤本構成員(勝又代理)、古川構成員、不破構成員、村木構成員
 
4. 議題  情報家電ネットワークの普及促進に向けた課題と取組
 
5. 議事の経過
(1) 

石井座長から開会挨拶。
 

(2)

上記議題について、古川構成員、橋本構成員、竹林構成員、事務局から資料に基づいて説明。

① 情報家電ネットワークの現状と課題
    -『つかえる、つながるネットワークへ』-(古川構成員)
② 情報家電とネットワークの連携について(橋本構成員)
③  情報家電ネットワーク化に関する考察(竹林構成員)
④  情報家電ネットワークの普及促進に向けた課題と取組案
  (事務局)
 

(3) 各構成員の発言要旨は以下のとおり。
 

 当社ではリモートプラスという名称のホームオートメーションサービスを開始している。今のところガスの給湯器と電話回線をつなげているだけだが、熱源機の遠隔操作にホームセキュリティ等を組合せたサービスの提供を考えており、ライフソリューションサービスといった観点から、本検討会には期待している。
 また、家庭内でのCO2削減対策も重要である。燃料電池による取組みを既に始めているが、2008年ぐらいから本格展開したいと考えている。但し、省エネサービスだけだと、ユーザがお金を払ってくれないため、ホームセキュリティやAV機器向けのコンテンツと組み合わせることにより付加価値を上げるということを考えている。
 

 

 ビジネスモデル、キラーアプリが見えていないことが問題。1枚の絵の中に、既にある機器、サービス、問題点等を入れ込んで、検討していくことが重要。
 また、様々な機器を同じネットワーク上に乗せることにより、新たなサービスが見えてくる。事務局資料2頁の絵にはモバイル端末が入っていない。携帯電話、携帯オーディオプレーヤーなどもホームネットワークのソリューションサービスには必要な要素。
 

 

 携帯電話の仕組みをモデルにしてはどうか、という意見もあるが、携帯電話と情報家電は仕組みが違う。携帯電話は完全に垂直統合型であり、これをモデルにしようとすると、うまくいかない恐れがある。
 日本の産業をどう盛り上げるかということも重要。日本の情報家電を世界標準にできればよい。携帯電話は世界標準になっていない。これは、垂直統合型が日本以外の国に無いためであるが、逆に情報家電は垂直統合型になっていないので、世界標準を作れるかもしれない。
 

   事務局資料の家庭の中、家庭の中を含めた外、という区分けは良い。また、前回も申し上げたが、情報家電の定義がはっきりしていないという課題がある。携帯電話とテレビを比較すると利用形態や役割が違う。既に、携帯電話には、ある程度の認証機能が備わっており、情報家電のネットワーク化に当たり、大きな役割を果たすかもしれない。携帯電話にもう少し新しい役割を与えることが必要ではないか。
 
   情報のプラットフォームになりえるのは、携帯電話、テレビ、セキュリティや省エネ関連機器の3つ位のように思う。これらを核とした大きなパッケージで1つの商品のような形で、ユーザに訴えていくことが出来れば良い。
 
 お客様がいくら払ってくれるか、初期費用とランニング費用に分けて考えることが重要。家電については、ランニング費用を払うという発想は無いと思う。こうしたランニング費用を集める主体はどこなのか、というのもポイント。
 
 また、この情報家電ネットワークをグローバルスタンダードにしたいという思いも強い。オープンなものを使い、日本が得意とするものをグローバルスタンダードにしていき、日本の産業界を活性化していければよい。
 

 情報家電ネットワークで今ある課題は、ほぼ全て4人のプレゼンの中に出ていたように思える。異なった業界でも、基本的なアーキテクチャ、何をやるべきかということについては同じ考えを持っている。ただ、責任の所在についての関係者の対話は始まっておらず、対話を始めるのがこの場だ、という認識でいる。
 同じ絵の中に書いてみる、というのは重要。この絵は、家の外と中の2つになると考えており、家の外はコミュニティ、家の中はコンテンツがカギになると考えている。この2枚の絵を1つにまとめたものを書くのが良い。
 携帯電話と違い、情報家電にはプラットフォームが無い。家の中の諸機能を繋ぐようなホームネットワーク、ホームサーバが出てくれば、このビジネスモデルがない状態を打開出来るのではないか。
 

 事務局資料2頁の右側の図の真中に、ホームサーバがあるというイメージ。現在、家庭内におけるIP上でのコンテンツ流通を検討している。サーバ型放送については、今年の後半には規格化できる見込であり、ホームネットワーク化で放送として何が出来るか、考えている。
 インターネット放送では、今後トータルな権利処理を進めて、様々な番組を流すべきだ。
 

 ホームゲートウェイのあり方について、併せて議論して欲しい。また、PLCについても役に立つと考えているので、家庭内での利用を検討して欲しい。   
 家庭内の情報家電を融合したような絵を書いて欲しい。その時に携帯電話は、大きなツールになると思う。
 

 携帯電話については、端末を作るという意味ではプラットフォームは不十分。ソフト開発が大変なことになっている。まず、端末のプラットフォームをある程度固めて、その上で検証を進めていくことが必要。その際、最低限、課金、認証、権利処理については確認をしておくべき。それを含めて、オープンなものの上でプラットフォームを作り、それを世界へ発信していければよい。
 

 携帯電話を使っている人は、自分の行動をサービス名で呼ぶようになっている。「電話する」「メールする」「WEBを見る」等とは言うが、携帯電話を使っているとは言わない。一方、テレビは、今は「テレビを見ている」と言われるだけで、これを「ショッピングをしている」等といった形にしていかなければならない。
 また、今後の検討で、トップダウンのアプリケーションとボトムアップのテクノロジーがまとまればありがたい。
 

 

 情報家電は、自動車産業等のように、十分、世界的な産業となるポテンシャルがある。
 実証実験では、失敗しても良いので、今後の取組にヒントを多く残せるような形にするべき。その先は、民間企業の取組としても良い。
 

  (4) 

事務局から、次回の日程について、6月24日(金)15時から17時に第3回を予定している旨を説明。

(以上)

 
 

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