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  • 市場開拓
  • プラスチック加工業

事例ピックアップ
独自のキーワードに特化しWebサイトを構築、全国から問い合わせ殺到 〜株式会社三森製作所〜


  • 取引社数は、10社から842社に増加。月平均60社と取引
  • 「樹脂加工ドットコム」の開設で、問合わせが急増
  • サイト訪問者の分析で顧客開拓

プロフィール

写真
企業情報
  • 企業名 : 株式会社三森製作所
  • 所在地 : 山梨県甲州市塩山三日市場2273
  • 資本金 : 3百万円
  • 従業員数 : 12人
業種

プラスチック加工業

導入目的

市場開拓、企業ブランド価値強化

企業概要

株式会社三森製作所は、プラスチックの精密切削加工・接着加工・溶接加工・曲げ加工を行う「樹脂加工専門メーカー」です。加工の内容は、プラスチックの板材・棒材・パイプ材から、「切ったり、削ったり、穴を開けたり、くっつけたり、曲げたり」を行うことです。非常にニッチで少量多品種の分野であり、幅広く消費者と直結した営業は行いにくい分野です。大量生産品は中国などの海外へのシフトが目立っていますが、少量品は国内需要があります。

導入の背景と目的

同社は、金属部品の一部を形成するプラスチック部分の精密な切削加工等が中心の「樹脂加工」のみを生業としてきた関係上、取引先はごく限られた10社程度でした。
バブル崩壊後、取引先にも廃業する企業が増え始め、廃業の危機が深まりました。
タウンページに広告を出し続けましたが、成果はほとんどなく、また、営業にも期待できず、このままでは「じり貧」は確実な状態でした。

IT化の概要

同社は従来、中小企業支援団体を活用した取引先の拡大やWebサイトによる宣伝などに努めてきましたが、メンバーが固定化したり、問い合わせなどの成果がほとんどないという状態が続きました。
SEO(検索エンジン最適化)対策を研究し、当社の業務に合致する単語に絞った「樹脂加工ドットコム」を開設した結果、問い合わせが劇的に増え、全国から1日5〜20件の問い合わせが来るようになりました。
併せて、サイト訪問者を徹底的に分析することで、顧客へと結びつけています。

IT経営推進における取組み

経営者含めた全員が現場で働いているという会社の事情から、IT経営の推進は、当初より経営者が実施してきました。
導入段階から試行錯誤が続きましたが、外部でのセミナーや書籍、他社サイトの分析等、経営者自らが長年にわたって内部環境、外部環境を分析、常により良いサイト構築を心がけてきました。

導入効果

取引社数が、10社から842社(累計)にまで拡大しました。現在、毎月の取引社数は平均60社となっており、IT化に取り組む前の6倍となっています。
年間の売上高も約2倍となりました。
リーマン・ショック等の影響で2008年には売上高は減少しましたが、この間も取引社数は増加しています。
社員の中では、仕事の増加と評価の高まりで、モチベーションが上がる効果がありました。

今後の展望

顧客数が増えた半面、案件の少量化で、1件あたりの取引単価は落ちています。
よって、今後売上を向上させるためには、取引件数のいっそうのアップが必要になっています。
そのため、今後の課題は、顧客をリピーターとして定着させることであり、フォローアップがしやすいシステムの構築が課題となっています。
また、過去の取引内容をデータベース化し、問い合わせにも機敏に反応できる態勢づくりをめざしています。