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  • 小売業

事例ピックアップ
お客様の業界別に6つの通販サイトを持ち、商品管理・受注処理を一本化
〜株式会社ことりや〜


  • 独自システムで複数サイトの同時運用・同時処理を実現
  • メーカーへの発注・在庫確認・商品発送とお客様への諸連絡を一元管理
  • お客様からの質問・クレーム例などを、社内Wikiにまとめて状況共有

プロフィール

写真
企業情報
  • 企業名 : 株式会社ことりや
  • 所在地 : 新潟県新潟市中央区万代3丁目4-36
  • 資本金 : 1,600万円
  • 従業員数 : 28人
  • URLhttp://www.kotoriya.co.jp/
業種

業務用衣類の販売

導入目的

強い製品・サービス、売上高、業務の見える化

企業概要

ことりやは、ユニフォーム(業務用衣類)の専門店として地域に密着し、豊富な品ぞろえとお客様の多様な要望に応えられる提案力で、地元での高いシェアを誇っています。
遠方のお客様へはネット通販にて販売しており、お客様の業界別に6つの通販サイトを持ち、ショッピングモールへの出店も行っています。その商品管理・受注処理は一本化され、約8万点の商品と年間2万件以上の注文を効率的に管理できるようにしています。
また、商品データをネット通販と対面営業用のiPad電子カタログで共有するなど、通販と対面営業の双方で相乗効果を出せるようにしています。

導入の目的と背景

同社は、長年にわたり地域密着型で展開してきたものの、ネット通販の普及により全国どこからでも豊富で安価なユニフォームを買うことができるようになったため、同様に全国へと販路を広げていくことが必要となってきました。新規展開としてネット通販を行い、全国へと販路を拡大し売上を増大させることを目標としましたが、それを最小限の投資と固定費で実現するために、効率的な運用ができるように心掛けました。

IT化の概要

□自システムで複数サイトの同時運用
同社は、ネット通販サイトの構築・運用しており、複数サイトの同時運用・同時処理を実現するため、パッケージソフトやオープンソースツールではなく独自に構築しました。具体的にはお客様の業界別に6つの通販サイトを構築し、携帯電話・スマートフォン版も構築、さらに商品選択の参考用サイトを3サイト構築して運用しています。
受注処理では6つのサイトの注文を一元管理し、メーカーへの発注・在庫確認・商品発送とお客様への諸連絡を一元的に行えるようにして効率化を図っています。
業務遂行手順やお客様からの質問・クレーム例などを、社内Wikiにまとめて状況共有を図っています。

IT経営推進における取組み

□事業や業務プロセスの整備を伴う推進
同社は、商品の仕入・在庫管理など既存の訪問営業・店舗販売と共通化できるところは共有した上で、起こりうる事態を想定してパターン化し、多くの業務処理を手順書通りに行うことができるようになりました。また、例外的な処理についても、その頻度や対応策等を検討し、対応策を共有することで、できるだけ従業員自らが判断して処理を行えるようになりました。

導入効果

□業績向上
ネット通販に参入していなかったとしたら、現在のネット通販売上相当分の売上高の減となっていたと思われます。また、全体の売上高は、ネット通販によって大きく伸びたというよりも対面営業・店舗が下がった分を補った程度に過ぎませんが、効率の良い業務遂行ができるようになったことにより、経常利益は大きく向上しました。
売上高は894百万円(2005年度)でしたが916百万円(2010年度)と2.4%増えました。このうち、ネット通信販売は118百万円(2005年度)から384百万円(2010年度)と225%も増えました。
なお、ネット通信販売粗利率は25.09%(2005年度)→26.52%(2010年度)5.6%増、経常利益は10.4百万円(2005年度)→30.4百万円(2010年度)192%増となっています。
□発想遅れ解消、顧客対応充実
ネット通販サイトの運営(商品登録等)と、受注後の受付処理を、共通の手順を用いて行うことで、担当者に関係なく対応することができるようになりました。これにより、担当者欠勤などの際も問題無く日次の業務を行うことができるようになり、商品発送やお客様への回答等が遅れることがなくなりました。また、商品数や受注量等の仕事量に応じて、柔軟に従業員に役割分担させることができるようになりました。

IT経営推進を支援した方々

武内 正一郎(ITコーディネータ)
株式会社ビックリマーク(ITベンダ)