経済産業省
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感性価値創造活動の推進

経済産業省では、国民の暮らしぶりの向上と経済の活性化のため、日本人の感性を活用したものづくり・サービス活動を推進するにあたって取り組むべき事項を検討し、その内容を「感性価値創造イニシアティブ」として取りまとめました。

また、2008度から3ヶ年を「感性価値創造イヤーPDFファイル」として位置付け、感性価値創造イニシアティブを定着させていく施策を重点的に展開しています。

感性価値創造イニシアティブ

我が国が引き続き、暮らしぶりを向上させ、活力のある発展を遂げるためには、機能や価格といった従来のものづくりの価値軸に加え、新たな着眼点からの価値創造が必要になっています。

そこで、経済産業省では、生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることで顕在化する価値を「感性価値」として着目し、日本の強みを活かしながら、我が国産業の競争力の強化と生活の向上のために産学官が一体となり取り組んでいくべき事項を、今後の産業政策の柱とすべく検討してきました。

そして2007年5月にその検討内容を「感性価値創造イニシアティブ」として取りまとめ、2008年度から2010年度までを「感性価値創造イヤー」と定め、感性価値創造の実現に向けた施策を重点的に行っています。

感性価値創造イニシアティブ概要

1.競争力を脅かす構造変化に直面

我が国産業は、人口減少に伴う量的需要減、近隣諸国の追撃など構造変化に直面。競争力を維持・向上させていくために不可欠な差別化やイノベーションの要素を考える上で、改めて「いい商品、いいサービスは何か」という基本的な問いに立ち帰って検討。

2.「いい商品、いいサービス」とは

作り手のこだわり、趣向、遊び、美意識、コンセプトなどが、技術、デザイン、信頼、機能、コスト等によって裏打ちされ、ストーリーやメッセージをもって「可視化」し「もの語り」化することにより、これが、生活者に「感動」「共感」をもって受け止められる商品やサービス。

3. 感動、共感、共鳴が価値を生む

作り手の感性に由来するこだわりやスピリットが、ものやサービスに息づき生活者に語り始めるとき、つまりは「もの語り」として生活者の感性に訴え、感動、共感、共鳴を得たとき、それは特別の経済価値を生み出していく。本イニシアティブでは、ものづくり等において、感動、共感を呼ぶという価値軸を提案する。

感性価値創造バンク

感性価値創造活動を支援するための情報を提供するポータルサイトを開設しております。感性価値創造イニシアティブ(報告書)、感性価値実現の事例やシンポジウムの映像を掲載しており、今後は「感性価値創造フェア」や「KANSEIカフェ」に関連する情報等を発信していきます。

感性価値創造フェア

「感性価値」を実際に体感してもらう契機として、国内外で展示会を中心とするイベント「感性価値創造フェア」を開催しています。

国内展

新たなものづくりの価値軸として「感性価値」という概念・思想を広く浸透させ、企業や地域(=作り手)の独自の感性を活かした取り組みを触発すると共に、生活者(=使い手)の感性価値への理解と共感を育み国内市場の新たな需要を喚起することを目的に、2008年度東京、2009年度神戸にて、感性価値創造フェア(イベントタイトル:感性価値創造ミュージアム)を開催しました。具体的には、感性価値を実現している先進事例を全国から収集・分析し、展示会・シンポジウム・ショップ・WEB等を通して、製品やそれに込められた感性価値(背景・技術・思想など)を紹介しています。また、感性価値を活かした地域や大学の取り組みも支援しています。

海外展

「kansei」というコンセプトを通して日本製品に込められた作り手のこだわりや思いを紐解き、日本製品への理解と愛着を醸成するとともに、ひいては輸出促進につなげる事を目的に、2008年度パリ、2009年度ニューヨークにて、感性価値創造フェア(イベントタイトル:kansei-Japan Design Exhibition)を開催しました。具体的には、日本人の精神性・歴史的背景を象徴する映像インスタレーションや、感性価値を体現した製品の展示、セミナー等を通して、日本製品ならではの魅力を紹介しています。

KANSEIカフェ

「KANSEIカフェ」は感性価値創造の実践に向けた人材育成・意見交換が出来る場です。来場者全員参加の対話形式でケーススタディを行い、感性価値の“作り方”“伝え方”“育ち方”を学びます。

お問合せ先

商務情報政策局 生活文化創造産業課(クリエイティブ産業課)
電話 03-3501-1750(直通)
FAX 03-3501-6782

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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