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株式会社チクノライフ

会社概要

 

  • 社名:株式会社チクノライフ
  • 本社所在地:京都府京都市中京区御幸町通錦小路上る船屋町373-3-202
  • TEL:075-257-7785 FAX:075-257-7786
  • 設立:1982年11月1日
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者:代表取締役 西尾 清
  • 事業概要:竹炭を素材とした商品の企画、製造、販売
     

会社HP

本事例についての問い合わせ先

 ・  担当:東京営業所 取締役 西尾佳容 kayo@chikunolife.com



商品名「CHIKUNO CUBE」
 

本日は「チクノキューブ」を製造、販売されているチクノライフ社の西尾社長にお話しをお伺いします。御社商品は都心のセレクトショップなどでよく拝見していますが、木炭製品が多くある中で、竹炭に着眼したのはなぜでしょうか。

 私(西尾氏)は、もともと工作機械のメーカーに勤めていましたが、その会社を辞めた後、伝統建築の仕事に携わっていたときに、竹炭に出会いました。
 竹炭の特徴はいくつかありますが、まず、全国に放置されている竹林は多く有り、また生育年数も木と比べて非常に早いため、これが活用されればほぼ無尽蔵の資源となると同時に、竹林の荒廃も解決できます。
 また、竹炭は、アンモニア・酢酸といった臭いのもとや、ホルムアルデヒド・トルエン・硫化水素といった生活に有害な化学物質を吸着する能力に優れています。能力としては、木炭の10倍です。また、湿度の調節機能も有しています。
 このような竹又は竹炭の特徴に惚れ込みました。また、竹という無尽蔵の資源を有効利用し、竹林の荒廃を防ぐには、産業を興すしかないと考えました。それが最初の思いです。
 

「チクノキューブ」はどのような経緯で生み出されたのでしょうか。

 子どもがいる家庭や教育施設、病院や福祉施設など、空気の清浄を安心・安全に行う必要があるところに、電気機器の空気清浄機ではなく、ただ置いておくだけで部屋の空気を清浄に保つことのできる竹炭の商品があれば良いな、と考えていました。
 竹炭の吸着能力を最大限に発揮するためには、吸着するための表面積を増やすことが重要です。ですので、まずは竹炭を粉末状にした後に、どのように成形するかを考えました。その際、産業用で、有害物質の除去のためにセラミックのハニカム構造のフィルターが用いられていることにヒントを得て、竹炭もハニカム構造に加工することを思いつきました。また、部屋に置いていても、さりげなくインテリアの一部となるような形状が良いと考え、立方体の形を考えました。
 

 

商品化後、04年から販売が始まっていますが、販路が拡大したきっかけは何でしょうか。

 「チクノキューブ」の販路が拡大したのは、経済産業省が実施していたブランド育成事業「sozo-comm」の認定商品に、07年~09年の3年間連続して選定されたことが大きな要因でした。
 ドイツ・フランクフルトのアンビエンテ展やフランス・パリのメゾン・エ・オブジェ展に出展する中で、ドイツやフランスの代理店との取引が始まりましたし、スイスのキッチン用品大手販売会社との大口取引もありました。また、ニューヨーク近代美術館「MoMA」やフランスのセレクトショップ「COLETTE」といった著名な店舗で販売されています。このような実績から、海外では一定の評価を得てきたと考えています。
 また、海外の展示会に出展した後から、国内のセレクトショップからの引き合いが出てきました。いずれも当社からは営業をしておらず、ショップの方からアプローチがありました。海外での活動が、相乗的に、国内での取引に結びついたのだと思います。
 

有名な小売店との取引が成立したことで、その後の営業に変化はありましたか。

 2年ほど前までは、海外展示会にも毎年出展していましたし、企業のノベルティー用などの大口発注があり、利益が出始めていました。
 また、国内外で注目されることで、今まで竹炭そのものに全く興味のなかった若い人たち、男性、環境問題などに敏感な人たちに竹炭の価値、国産であることの安心感などを改めて知ってもらうことができました。有名な小売店ことで、じっくりといいものを売り続けるというスタンスを持つ個人経営のお店にも広まりました。
 


 

今後の課題、展望を教えてください。

 やはり課題は販路の開拓です。商品に対する一定の評価はいただいているものの、それを活かしきれていないという実感があります。新たなお客様を開拓するために、また国内外の展示会に出展していきたいと思っています。
 国内外の展示会に出展することはもちろんですが、現在国内外ともに年々展示会の来場者数が減り、展示会そのものの在り方が問われていることも現状です。
 直営店や、ショールームを持つ企業は、自社で展示会をも催すなどしています。この方法は、展示会そのものに独自性を持たせ、さらに、商品だけでなく会社そのものを展示できるというメリットがあります。画一的な顧客開拓ではなく、様々な分野へのアプローチが可能になると思われます。
 そういう場所をいつか設け、あらゆる世代と交流し、そして日本の国で作られ続けているもの、世界で愛される商品を発信し続けることができるよう、さらなる飛躍を目指しています。
 

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6794

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6794

最終更新日:2014年11月12日
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