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株式会社GMCトイズフィールド

会社概要

  • 株式会社GMCトイズフィールド
  • 本社所在地:〒111-0051 東京都台東区蔵前3-1-3 柳井ビル4F
  • TEL: 03-6272-3591  FAX:03-6272-3592
  • 創業年月日:平成15年8月
  • 代表者:大西 正一
  • 事業概要:雑貨・玩具の企画・開発・デザイン・生産・販売

会社HP

本事例についての問い合わせ先

担当者名:広報担当 武士澤・小野
電話番号:03-6272-3591

 

御社の沿革、事業内容について教えて下さい。

 設立は2003年です。当初はフィギュアや玩具寄りの雑貨のOEM生産を行っていました。当時はそれなりに順調に進んでいましたが、やはりOEMだけでは他社との価格競争に対抗できなくなっていくと感じるようになっていきました。そのような中、OEMでシリコン製のCDスタンドを製作することとなり、シリコンと出会いました。素材感と応用の幅の広さに可能性を感じ、社内で開催したシリコン雑貨をテーマとした企画会でデザイナー江尻がシリコンがまぐちを企画・提案したことでシリコン雑貨ブランドp+g design(ピージーデザイン)がスタートしました。
 参考サンプルになるものが何も無い中、完全オリジナルで世界初となるシリコンがまぐちの開発は非常に困難でした。試作を重ね、1年強の時間をかけてやっと世界で初となるシリコンがまぐちPOCHIを完成させました。発売にこぎつけたのは2009年のことです。
 

デザインに対する考え方や商品開発のスタンスを教えて下さい。

 GMCトイズフィールドから発売するものは性別、年齢を問わず、多くの人が手に取れる価格で、日常で使えるアイテムであって欲しいと思っています。ただの実用品ということでなく、自分用に購入した際にわくわくしてもらえたり、もしくは誰かへのプレゼントとして購入した際に、相手が喜んでくれそうと思ってもらえる商品でありたいです。商品化する際には、「シンプル」「面白い」「使いやすい」をベースにするよう心がけています。

 

生産は海外で行っているとのことですが、生産工場はどのように選定されたのでしょうか。

 シリコンのキッチングッズを製造している工場とは、東京インターナショナルギフトショーで出会ったことがきっかけでした。キッチングッズを製造する工場は一般雑貨よりも更に衛生的であることが必要不可欠であるため、当社製品の製造に必要な設備・環境については問題が無いことと、ヨーロッパと既に取引をしていることから選定しました。
 生産の担当者が月1回は必ず訪れてコミュニケーションを図るようにすることで、認識のずれが起こらないよう努めています。案件の進行確認や検品などを現地にて行うことで今までに目立ったトラブルは起こっていません。

 

商品の良さはどのように伝えていらっしゃいますでしょうか。

 展示会や広報活動、営業時には、『日本の会社がデザインしていること』『私達が世界初のがまぐちを作ったオリジナルメーカーであること』を丁寧に伝えることを心がけており、また、2013年にはグッドデザインを受賞することができましたので、受賞アピールも合わせてするようにしています。
 このように、自分達の出来る範囲での広報は行っていますが、大手企業に比べると大きなプロモーションを仕掛けることが難しいです。そうした中でも、商品の見せ方は工夫をしています。当社製品は色鮮やかな9色展開が売りであるため、その色が見えやすいように、ショールーム、パンフレット、展示会場等全て白い背景で統一しています。また、実際の売り場で商品が映えるように、パッケージは透明かつシンプルなものでこちらも統一しています。色は9色、アイテム数も数個は置いてもらえるようお願いし、目を引くような売り場レイアウトの提案を行ったり、店舗のお客さまの販促POPのご要望には出来るだけ対応して商品の使用シーンをイメージしやすいようにしたりと、売り場で商品の良さが消えないように気を遣っています。 
 また、商品のネーミングについても工夫しています。例えば、商品名「POCHI」は親しみのある日本的な犬の愛称から、「NUU」はシリコンを縫った、縫うというところから来ています。日本語をメインにしながら、響きが面白く、連想しやすいようにしています。
 特にフィリピンでは「POCHI」という響きがとてもキャッチーであることから、ディストリビューターによる、初の海外p+g design専門店の名前も「POCHI」で展開することとなりました。
 ネーミング1つで振り向いてもらえるか否かも変わりますし、海外での受け入れられ方についても幅が広がります。また、ネーミングを工夫することにより、見た目や店頭・ポップでの説明に加えて、商品の特性やイメージを伝えることができますので、大切にするようにしています。

 
p+g designから派生した Circus

ブランドイメージを守るために取り組まれていることはありますでしょうか。

 当社のシリコン製雑貨はp+g designというブランドで展開していますが、そこから派生した、Circusというブランドも展開しています。p+g designはシンプルな商品展開となっており、Circusは動物の形などポップなデザインの商品展開です。p+g designのシンプルな商品が軌道に乗り始めたころ、パンダの顔のプリントを入れた製品を発表しました。製品自体はかわいいと好評でしたが、p+g designのかわいいながらもシンプルでスタイリッシュなイメージを崩してしまう恐れがあることを、お客さまの反応を見て感じました。「p+g designと言えばこういったもの」と消費者の皆様に認識頂くことは非常に大切ですので、可愛らしいプリント物など、新たなジャンルについては別のブランド名で展開することとしました。二つに分けることで、ブランドのイメージを守るだけでなく、新製品の展開もしやすくなりました。
 9色展開を基本としているp+g designのシンプルな商品については、異なる色の展開をする際には限定商品として発売することで、現在のイメージを崩さずに、新色の売れ行きや今後の基本色の選定のためのトレンドを確認するようにしています。
 

模倣品対策はどのようにされていますでしょうか。

 質の悪い模倣品が出回ると、シリコン製品そのものに悪いイメージがついてしまいます。実際、初期モデルの形を模した質の悪い模倣品が日本のみならず世界でいくつも出回っていることを確認しています。そこで、商品のリニューアルを行いました。オリジナルメーカーであるからこそ、よりかわいらしさ、デザインを追求し、商品をより良いものに改良しました。
 また、商品展開も多くするようにしています。オリジナルアイテムの種類を多くするのみならず、キャラクターアイテムも多く展開し、キャラクターファンに向けてブランド・商品をアピールすると共に、オリジナルアイテムだからこそライセンス契約できていることをアピール出来ればと考えています。

 
オフィシャルショップの様子

オフィシャルショップを出されたいきさつを教えてください。

 ネットでの販売は2009年から行っていますが、催事以外は小売りを行ったことがありませんでした。また、現在の取引先の小売店で全アイテム揃えることは難しく、当社製品を知ったお客さまが確実に商品に触れ、購入することができる場所を作りたいと考えました。また、オフィシャルショップでは発売前の商品の一部を展示していますが、お客様の貴重な生の声を聞くことが出来、マーケティングにも役立っています。ショップのディスプレイはそのまま取引先にディスプレイイメージとして発信することも出来ています。
 
 
 国内外の展示会の様子

海外展開を始めたきっかけや、海外の展示会への出展を通して気づいたこと等あれば教えてください。

 シリコンアイテム以前から展開していた動物のフロッキーマスコットは、既に韓国などのアジア圏での販売実績がありました。p+g designのシリコンアイテムに関して、国内でも評判は良く、世界市場でも十分に販売・流通させるという自負がありました。
 NYNOW、メゾン・エ・オブジェ、アンビエンテ、テンデンスと様々な展示会に出展してきました。展示会を通して、アイテムに求めるものについて国ごとに国民性の違いがあると強く感じました。フランスでは、「かわいい」と、ファッションアイテムのようなデザイン性や華やかさが評価されますが、ドイツではそれが子どもっぽいと感じられたようで、デザイン以上に実用性(耐久性など)を求められました。また、ラテン系の方にはがまぐちとポップなカラーの受けが良かったです。
 今後は、より多くの人達、多くの国で販売できる商品の開発に力を入れ、国内海外ともに、p+g designの益々の拡販に努め、更に長く販売していきたいと考えています。
 

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6974

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6974

最終更新日:2014年8月4日
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