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株式会社三洋

会社概要

  • 株式会社 三洋
  • 本社所在地:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-13-14
    TEL:(03)-3663-6161
  • 代表者:代表取締役社長 海渡 清
  • 設立:1948年(昭和23年)6月
  • 資本金:7,600万円
  • 従業員数:100名
  • 事業概要:塩化ビニール・合成樹脂素材の加工・製品化、日用品の販売

会社HP

本事例についてのお問合せ先

  • CTシート:清水                                   (tel:03(3663)6188)
  • PUSHION:鈴木                                   (tel:03(3663)6023)
  • エアーディンプルボール:藤竿(フジサオ)  (tel:03(3663)6023)


 

御社の沿革、事業内容について教えて下さい。

 1948年(昭和23年)に、合成樹脂素材を取り扱う商社としてスタートしました。その後、自社で加工から製品化まで行うようになりました。OEM生産だけではなく、オリジナル商品も開発しています。
 現在取り扱っているのは、塩化ビニール等の合成樹脂素材を用いた玩具、文具、生活雑貨、それらを活用したノベルティグッズ、POP、包装資材、建装部材です。
 最近では、キャラクターグッズの取り扱いも増やしております。
 

取り扱い分野が幅広いですが、これはどのようなきっかけで事業拡大されていったのでしょうか。

 当社は企業理念として、「顧客に役に立つ」を掲げています。また、素材商社でもありますので、各種素材の特性・適した用途を顧客に提案することが出来ます。お付き合いのある企業から、このような製品はないか、作れないかと相談を受け、製品化を進めるうちに取り扱い分野が増えていったのだと思います。
 本社の社屋内に試作室を設けておりますので、試作品を一両日程度で製造できてしまうことも大きいと思います。試しに作ってみてくれと気軽に言われてしまう便利屋のような存在と思われているのかもしれません。
 

顧客企業と二人三脚で製品開発を進めることが多いということでしょうか。

 当社には当社の強みがありますし、お客様にはお客様の強み・ニーズがあります。お客様が求める性能を持った製品を作るためには、意思疎通と協力が必要です。
 例えば、日本郵船のグループ会社であるMTIさんとコンテナ用の結露防止シートを開発したことがあります。これは、穀物や電化製品等、水分・湿気に弱い商品をコンテナ輸送する際に、コンテナ内に結露が生じて困るという声を受けたものです。
 当社では素材の選定、シートの試作開発、MTIさんでは実際の輸送テスト、どのような仕様のコンテナでも使用できるよう提案を行っていただきました。
 開発したシートは、世界的な穀物商社で使われているようです。輸送時の結露によるロスが減少することにより、トータルコストも抑えられるそうです。


「CTシート」施工風景


コンテナ内の結露状況(カカオ豆積載)

 

御社では自社ブランド製品も開発されておりますが、こちらはどのようなコンセプトで開発を行っているのでしょうか。

 当社には、ものづくりを楽しむという社内風土があり、本社内に生産設備もあることから、アイディアを即座に形に起こせるという環境があります。
 思いついたら作ってみる、というのがコンセプトと言えるかもしれません。
 こんなものがあればいいな、というアイディアがあれば、すぐに試作をし、製品として世に出せるかを役員も含めて協議します。
 

製品開発はどの部署で行っているのでしょうか。

 組織としての担当は開発提案室ですが、それ以外の部署の人間にも常に新しい製品を開発するという意識を常に持ち続けてもらいたいと思っています。
 例えば、プラスチック、ビニール製品業界で開催している「PVC Design Award(塩ビものづくりコンテスト)」にも参加していますが、こちらに出展する商品のアイディアは開発提案室で閉じず社内公募も実施しています。
コンテストに出展するという目標があると意識も変わりますし、社内の人材育成にもつながると考えています。昨年は、「PUSHION」「エアーディンプルボール」の2点が賞をいただけました。
  「PUSHION」は、アウトドアやレジャーの場でも、エアークッションに空気を入れる手間を少なく、また座り心地を良くできないかという考えから開発したものです。新タイプの空気弁を採用し、自動で空気の量を調整することができます。
  「エアーディンプルボール」は、エア―ボールにディンプルを付ければ真っ直ぐ遠くまで飛ぶのではないかという遊び心から生まれました。軽くて、当たっても痛くなく、これまでのエアボールよりスポーツ性も高まるので、子ども達やリハビリスポーツの場で使ってもらえれば嬉しいなと思っています。


「PUSHION」


「エアーディンプルボール」

 

御社は本社内にも生産設備を持っていますが、国内生産を続けるメリットはどのような面にあるとお考えですか。

 試作品をすぐに提供できるなど、お客様のニーズにすぐに応えられるのは大きいと思います。また、開発提案室の人間はもちろん、営業部の人間も商品の製造工程、実現可能性を肌で理解できますので、お客様に対しての説得力も増しているのではないでしょうか。
 中小企業新促法に基づく経営革新計画も承認していただき、2007年には大阪府八尾に工場も取得しました。
 なにより、ものづくりを楽しめる環境が近くにあるということが、社員の士気を高めていると思います。

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6974

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6974

最終更新日:2013年9月2日
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