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新光硝子工業株式会社

会社概要

  • 社名:新光硝子工業株式会社 SHINKO GLASS INDUSTRY Co., LTD.
  • 本社所在地:〒939-1315 富山県砺波市太田1889-1
    電話:0763-33-1779 FAX:0763-33-1796
  • 代表者:新海 伸治
  • 設立:1953年8月
  • 資本金:5,000万円
  • 従業員:62名
  • 事業概要:建築用内外装用・ショーケース用・冷凍ケース用・照明用・装飾用・車輌用の一般曲げガラス、曲げ(平)複層ガラス、曲げ(平)強化ガラス、曲げ(平)合せガラス、積層ガラス、エッチング硝子、複合材合せ、曲げポリカーボネート等の製造販売

会社HP

本事例についてのお問合せ先

  • 新光硝子工業株式会社 常務取締役 末永 孝光

商品事例の写真商品事例の写真

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御社の海外展開について今までの経緯について教えて下さい。

上海の貿易商と接点がある地元のコンサルタントが中心となって、08年頃に上海の展示会に出展しました。当時は、金、木、硝子の3つの異素材でテーブルウェアのコラボ商品を製作しました。年2回出展するも、その後の展開は頓挫してしまいました。3つの異素材それぞれの観点を考慮しすぎたため、商品開発に無理があったことに原因があったと考えています。当社の強みである硝子の曲げの技術が活かされず、商品開発について失敗に終わりました。そこで、09年頃から、社内で現状分析・意見集約を行い、自社の強みを製品化し、改めて海外へ出していくことを確認しました。

海外展開に向けて、どのような体制づくりを行ったのでしょうか。

会長の決断により、社内横断的な開発会議(タスクフォース)を立ち上げ、事業の企画・ブラッシュアップの体制を整えました。このタスクフォースは社長決裁で大幅な裁量権があることで意思決定の迅速化を図っており、さらに営業部長が社長になったことで販路開拓をより強力に推し進め、BtoBからBtoCへの転換を図っています。

また、貿易業務は地元コンサルタントに依頼するか、JETROの指導を受けながら社内で処理しているところです(現在2名体制)。慣れるまでは商社を活用しています。

新商品の開発について、具体的な取り組みの内容を教えて下さい。

本業では、硝子の曲げ加工というニッチな技術によりシェアを獲得しています。100%受注生産で難しい発注にも対応してきました。新幹線の前・後の窓の製作についてはほぼ100%のシェアを占めていますし、コンビニのホットケースについても安定的な受注があります。

このような当社の独自の技術を用いてBtoC商材を開発しています。BtoC商材では、大量生産はできないが、高い技術で付加価値をつけ、さらにデザイン性を高めて市場に出していく方法を採っています。例えば、椅子などの商品開発では、これまでは実用性・扱いやすさ・強度を重視して製作していましたが、ガラスの持つ可能性と加工技術を見せることに主眼を置き、ユーザーの反応を伺いながら、使い方は市場に任せるスタンスで製作を行いました。

また、デザイナーの人選には時間をかけました。ガラスが好きな人であるっこと、販売力があること、人脈があることの3つの観点を基準に選定しました。

開発商品の写真開発商品の写真

開発商品の写真開発商品の写真

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御社の現在の海外展開の状況について教えて下さい。

地元コンサルタントの紹介により知り合ったゼロファーストデザインに、当社の身の丈に合った海外展開についてアドバイスを求め、2012年1月、2013年1月とメゾンエオブジェに出展しました。また、JETRO事業を活用し11年3月にシンガポールへも出展しました。

海外で活動するにあたり、費用はどの程度かかっていますか。

当社の海外展開のキーとなっている2社への年間契約額は、およそ次のとおりです。

  1. ゼロファーストデザイン:200万/年
  2. 地元コンサルタント:(国内)360万/年 (海外)140万/年

御社の海外展開の今後の道行きについて教えて下さい。

現在の海外事業の売上げ目標は、5カ年計画で1億円としています。(全体売上げ:約10億円)

社内の課長以上(若手中心)の勉強会で、どこの国にどのように出していくかを検討した結果、以下の国に出していくことを確認し、実行しています。

  1. 上海:地元コンサルタントが上海に進出し、現地法人と富裕層をターゲットに人脈づくりをしている関係で、現地事業者との個別商談を実施。また、日本でコンスタントな売上げがあるコンビニのホットケースを売り込む。
  2. シンガポール:JETRO事業で出展。IFFTなどの展示会出展により得た顧客の掘り起こしを行う。
  3. パリ:メゾンエオブジェに出展。ガラスの歴史・技術を知ること、また世界中のバイヤーに当社の技術を知ってもらう。
  • 未だ海外からの受注はありませんが、メゾン・エ・オブジェへの出展を経験し、リピーター来場者が多いことを実感しています。出展を継続していくことが知名度アップとなり、実績に繋がっていくことを実感することができました。

海外で活動することにより、国内事業への影響はありましたか。

メゾン・エ・オブジェへの出展により、国内での認知度は高まり、国内でも相応の評価をいただきました。

また、デザイナーと連携をとり、国内外の展示会出展を継続し、製品のブラッシュアップを図りながら知名度を高め、販路開拓に繋げていくと共に、ブランディングを進めていくことを考えています。

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6974

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6974

最終更新日:2013年4月1日
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