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株式会社高岡

会社概要

・ 株式会社髙岡
・ 本社所在地:京都市下京区五条通油小路東入金東横町242
  TEL:(075)-341-2251 FAX:(075)-341-2255
・ 代表者:髙岡 幸一郎
・ 設立:1961年9月
・ 資本金:1,000万円
・ 従業員数:17名
・ 事業概要:布団、座布団、寝装品など寝具類の製造卸、ネット販売など

会社HP

本事例についてのお問合せ先

(上記連絡先まで)

 

Eコマースに参入したきっかけを教えてください。

 当社はもともと京都の百貨店向けの寝具を製造し卸売をしていました。創業は大正8年です。その後主要販売先を大丸とその関係百貨店、提携百貨店として、1961(昭和36)年9月に株式会社に組織を変更しました。2001(平成13)年9月に現在の代表が社長に就任し、新しいビジネスに取り組み始めました。
 というのも、それまでは布団や敷布団、座布団など、昔からあるデザインのものを作っていました。しかし、畳が住居からなくなり、押入れもなくなるなど、現代のライフスタイルが畳に座ることから、椅子とテーブルを中心とした西洋化が進み、従前のまま、布団や座布団を作り続けていては生き残ることができないと判断しました。そこで2002年に座布団を中心とした当社の職人の伝統的な手作りによる、「洛中高岡屋」というブランドを発表しました。
 ライフスタイルが変わり、当社のビジネスもそれに対応する形で新しいことを始めました。それがEコマースへの参入です。2005年にオンラインショッピングモール「楽天市場」に出店、Eコマースのノウハウを蓄積し、以後「ヤフー!ショッピング」「アマゾン」に出店、今年1月には会社のホームページをリニューアルし、それを機に自社Eコマースサイトを立ち上げました。

 

Eコマースで扱っている商品について教えてください。

 座布団、布団、枕、敷布団、コタツ布団などです。これらは当社2階の自社工房ですべて製造しています。中でも「おじゃみ座布団」は当社のオリジナルブランドです。「おじゃみ」とは関西で「お手玉」のことを言います。つまり、お手玉のような座布団という意味です。これが中心商品です。素材は木綿、麻、ポリエステルの他、フランスやスイスなどの海外の生地を使ったもの、色、柄も自由にお選びいただけます。基本的に受注してから製造します。受注後、1週間から10日で発送します。受注、製造、発送、精算まですべて自社で行なっています。
 おじゃみ座布団の価格帯は5,000円から30,000円くらい、5,000円から6,000円のものがよく売れます。デザインはすべて自社内で行なっています。デザインの情報源は国内外の展示会でさまざまな素材を見、それから情報収集しています。現在の日本のライフスタイルにあった商品を、これまで培ってきた布団製造の伝統的な技術を使って製造する。昔からある四角い座布団や布団をそのまま作り続けていてもダメです。当社の経営トップがそのことに気付き、職人にも説明、理解を求めた点が今では重要だったと思います。経営トップが率先して取り組んでいかないと変わりません。

 

「おじゃみ座布団」(左:木綿製、右:本麻製)

 

お客様について教えてください。

 Eコマースで当社の商品をお買い上げいただくお客様の男女比は男性4:女性6の割合、年齢は30~40代が中心です。居住エリアは全国で、どの地域が特別多いというのはありません。当社商品はギフトにも喜ばれます。ギフト用商品として「還暦お祝いおじゃみ座布団」があり、好評です。だいたい、ギフト需要が3~4割、自分でお使いになるのが6~7割でしょうか。
 

セールスプロモーションはどのようなことをしていますか。

 出店しているオンラインモールの楽天市場では月1~2回、新商品や季節のキャンペーン商品の案内をお知らせしています。SNSではフェイスブックを立ち上げ、新商品のお知らせをしています。また社内販売のイベントを年2回行なっています。社内販売の日には座布団の綿入れ体験のイベントを開催し、当社までお越しいただき、交流を深めています。
 当社は楽天市場他、さまざまなオンラインモールに出店していますが、今年1月に立ち上げた自社サイトはフラッグシップ的な位置付けです。販売することももちろん狙っていますが、会社とEコマースサイトの認知度を高めることが自社サイトを立ち上げた一番の目的です。
 


(あられ赤&京鹿子 Mサイズ)
 

課題について教えてください。

 いかに知名度を上げるかに尽きます。とはいってもコストをかけることはできないので、いまお話したようなプロモーションを通じてということになります。
 もう一つは海外需要を開拓することです。年に数回、海外の展示会で「洛中高岡屋」ブランドを出展し、海外の小売業、バイヤーの方と商談をしています。まだまだこれからですが、自社で製造できるメリットを活かし、海外の方が必要としている要素を取り込んだものづくりをしていきたいと考えています。
 
 

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6974

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6974

最終更新日:2014年6月2日
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