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UMENODESIGN(ウメノデザイン)

梅野聡氏プロフィール



 2003年UMENODESIGN設立。
 国内外にクライアントを持ち、プロダクトデザインを中心にブランドプロデュース・家具・家電・照明・生活雑貨・ファッションなど多岐にわたる分野で活動。
 東京、パリ、ミラノ、フランクフルト、ニューヨーク等の国際見本市に参加し作品を発表。
 Young Designer Award 2011受賞。
 

会社概要

  • UMENODESIGN(ウメノデザイン)
  • 本社所在地:〒143-0021 東京都大田区北馬込2 - 30 - 11 - 2F
  • TEL: 03-6417-1336 FAX: 020-4668-5964
  • 代表者:梅野聡
  • 事業概要:プロダクト・グラフィック・ウェブ・インテリア・ディレクション・コンサルタントを含むデザイン業務など

会社HP

本事例についての問い合わせ先

  • TEL:03-6417-1336  e-mail:info@umenodesign.com


「DEN」 デザイン・ブランドディレクション:梅野聡、製造:天野漆器(株)(富山県高岡市)


「CHIKUNO CUBE + HOUSE」 デザイン:梅野聡、製造:(株)チクノライフ(京都府京都市)/designimdorf(ドイツ)
 

梅野様の来歴について教えてください。

 私(梅野氏)はもともと家具メーカーで営業の仕事をしていました。その頃の人脈がありますので、今でもインテリア関係のバイヤーの知り合いが多いです。また、流通の仕組みも分かっており、販路の面でも色々なチャネルを持っていますので、純粋なデザインだけでなく、売ることを視野に入れた商品開発を行っています。
 また、本来、開発した商品の営業については、クライアントが行わなければなりませんが、私自身に前述のような人脈があることから、クライアントの手が届かない部分をフォローすることもしております。
 

「KAKUSU」 デザイン:梅野聡、製造:FRAMES&SONS(新潟県新潟市)


「KEI」 デザイン・ブランドディレクション:梅野聡、製造:森木箱店(京都府京都市)
 

商品開発はどのように進めるのでしょうか。

 多くの場合は、出展する展示会を目標として設定してから、そこを目指してスケジュールを立てて、商品開発を行います。プロジェクトの最初に、目的やコンセプトをしっかりと決めてから進めるようにしています。商品のコンセプトやラフイメージは大抵1ヶ月程度で案を出し、その後クライアントとやりとりしながら進めていきます。
 実際にデザインをする場面においては、どこで商品を販売するかということを想定することが重要だと考えています。どこのセレクトショップなのか、どこの百貨店なのかによって、同じ商品でもそぎ落とすもの、作り込むものなどは違ってきます。
 例えば、京都の、炭で作ったエアクリーナー「CHIKUNO CUBE」は、海外でも評価を受け、パリのセレクトショップ、コレットにも入っています。これについては、もともと商品自体はできていましたが、実際に商品を使う場面や売る場面を想像し、それに合わせた見せ方を考え、専用トレーをデザインしました。
 クライアントとは、最終目的に合わせ、コンセプト、コスト、販売価格、販売先のグレード(客層、客単価など)、技術面の問題等を含め、綿密に話し合います。特にコスト面や技術面については当然クライアントの方に知見があるため、それを十分に踏まえ、デザインに反映させることが必要です。
 

「KIMONO」 デザイン:梅野聡、製造:木本硝子(株)(東京都台東区)


「Oli」 デザイン・ブランドディレクション:梅野聡、製造:(有)日本スェーデン(静岡県静岡市)
 

ブランディングの観点からもサポートしますか。

 ブランディングは最近の流れになっていますが、従来の問屋が機能しなくなり、メーカーは、より市場に近いところで商売を行う必要がある中で、自社ブランドを立ち上げて、自社の商品を消費者に直接的に訴求していくことは自然な流れではないかと考えています。また、新しいブランドを立ち上げるのは、既存の卸先と分けることが目的の場合も多いです。
 デザインを行う時には、新しいブランドの商品をどの店舗に置きたいのかを明確に想定することにより、ブランドの統一感を維持しつつ、商品開発をすることが大事です。また、ブランドの統一感を出すため、ホームページのデザインから、パンフレットなど、コミュニケーションのツールは全てデザインしています。


「SOKO」 デザイン・ブランドディレクション:梅野聡、製造:日本ケミフェルト(株)(香川県仲多度郡)
 

デザイナーとして、クライアントに求めることはありますか。

 過去、デザイナーに頼みさえすれば何でも売れるものができてくる、という認識のクライアントの方と一緒に仕事をしたことがありましたが、その時はクライアント側の主体性がなかったため、プロジェクトの成果は思わしいものではありませんでした。
 あくまでプロジェクトの主体はクライアント自身です。そして、デザイナーと一緒にものづくりをしようという考え方が必要だと思っています。クライアント側も主体的に動く姿勢を持ち、クライアントとデザイナーの間で、お互いに遠慮せずに意見を言い合えるような、対等な協力関係ができることが望ましいです。
 そういう観点からは、やはり、前提として、営業は事業者が行うべきだと考えています。バイヤーの知り合いが多く、私の手がけたブランド間でバイヤーをシェアすることで、販売促進もできますし、その人脈を通じて私自身で仕事を取ってくる場合もあります。人脈を通じて自分でできることはしますが、自らはクライアントへの紹介、繋ぎに留めるようにしています。
 また、クライアントの方は、可能であれば、1年間のうちに国内で2回、海外で1回の展示会に出展するペースで、それを2、3年は継続できる体力と意気込みを持っていることが望ましいです。最低でもそのくらいの期間は継続的に取り組まないと、目に見えた成果は出てこないからです。
 

「UFO」風鈴 デザイン:梅野聡、製造:(株)能作(富山県高岡市)
 

クライアントの海外進出に際して、どのように携わっていますか。

 クライアントが海外の展示会に出展する際には、自身がデザインした商品を出展するとともに、ブースやカタログのデザインなど、総合的にプロデュースすることが多いです。また、展示会では自らもブースに訪れて、知り合いのバイヤーを連れてきたり、接客に参加するなど、その場でできる限りの協力をしています。
 クライアントにとって、海外の展示会に出展することで、海外のバイヤーの見方、考え方が分かること、出展者同士の横のつながりができること、そこで好評を得れば日本国内で「箔」がつくこと、といったメリットがあります。もちろん、海外の展示会に出展する限りは、可能な限り海外で売りたいですが、最低でも国内での営業をし易くする程度の成果を得てくることは必要だと思っています。
 

お問合せ先

商務情報政策局 日用品室
電話:03-3501-1705(直通)
FAX:03-3501-6974

(伝統的工芸品産業について)
商務情報政策局 伝統的工芸品産業室
電話:03-3501-3544(直通)
FAX:03-3501-6974

最終更新日:2014年2月10日
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