経済産業省
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3R政策
リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰
 本表彰は、リデュース・リユース・リサイクルのいわゆる3Rの推進に貢献している個人、グループ、学校、企業等であって、地域性、独創性、先鞭性等から特に優れているものを表彰し、これらの活動を奨励することを目的として、平成4年から実施されています。主催者はリデュース・リユース・リサイクル推進協議会であり、経済産業省など関係7省※が本事業を後援しています。
※関係7省:財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省
3R推進月間について
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会について
   平成27年度
表彰式開催日    平成29年10月31日(火)
場    所    KKRホテル東京(千代田区大手町1-4-1)
表彰の種類と件数
内閣総理大臣賞 2件 経済産業大臣賞 1件
財務大臣賞 該当無し 国土交通大臣賞 6件
文部科学大臣賞 1件 環境大臣賞 1件
厚生労働大臣賞 該当無し リデュース・リユースリサイクル推進協議会会長賞 53件
農林水産大臣賞 該当無し
 
内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞の概要
内閣総理大臣賞
受賞者名 3R活動の概要と受賞理由
八戸市立種差小学校:
青森県八戸市
  ~美しい海と陸をいつまでも綺麗に~
はじまりは昭和43年「海岸清掃活動始動!」 ゴミゼロ活動を目指して


(ポイント)全児童20名の小規模校ではあるが、学校・保護者・地域住民・行政・回収事業者が連携することで昭和43年から継続的にリサイクルに取り組んでいる。また、連携したリサイクルへの取り組みが教育活動・地域振興に繋がっている。

【海岸清掃】
 同校の学区は種差海岸に隣接し、海とともに栄えてきた地域であり、昭和43年から海岸線への漂着ゴミや空き缶拾い等の「海岸清掃活動」を行い、本校児童と保護者、地域住民が一体となり環境美化活動を地域全体で展開してきた。
【集団資源回収】
 昭和60年に八戸市がリサイクル事業をスタートするに伴い、同校PTAでは平成元年に集団資源回収に参加し、28年間地域をあげて取り組んできた。活動を始めた頃は、PTA会員が中心に活動し、学校近隣の4町内(白浜町・深久保町・棚久保町・種差町)を回ってアルミ缶などを回収していた。平成15年に環境美化活動を八戸市全体で推進する「八戸クリーンパートナー制度」に同校全児童を登録したことを契機に、児童のリサイクル活動に参加する意欲や資源の少ない日本でリサイクルをしていく意識が高まった。
 28年度の児童数は20名、PTA会員19名の小規模校であるが、4町内556戸へ、アルミ缶・古紙・一升瓶・ビール瓶の集団回収の協力をお願いしている。ここ12年は児童数激減により資源回収量は減少傾向にあるが、4町内の掲示板へのポスター掲示、4町内の有線放送による呼びかけ、学校新聞での協力要請等を通して回収量のアップを目指している。集団回収は、5月・9月・11月と年3回実施しているが、最近では児童もリヤカーで学校近くの町内を回って回収している。
【ゼロの日活動】
 平成4年から実施している「ゼロの日活動」では、毎月10日・20日・30日と「0」のつく日には、ポイ捨てされた空き缶やゴミを拾いながら登校し弁別し、リサイクルできるアルミ缶は、集団回収日まで数は少ないが、学校で保管している。毎回、アルミ缶とスチール缶を弁別し、缶の中に煙草の吸殻等がないかを確認している。大変な作業ではあるが、子どもたちは進んで参画している。親の頑張る後ろ姿を見ているので、自然に粘り強く働く子に育ってきている。
【ウニの殻むき】
 この地域は海岸に面しており、地元でウニが採れるため、ウニの殻むきを学校や漁業組合などで児童に体験させる学習を定期的に行っている。むいた後の殻は、以前は漁業関係者が保有する機械で肥料化していて、児童も機械に殻を投入する体験を行い、これらが肥料になる過程を学んでいたが、東日本大震災で機械が津波で流されてしまったため、現在は専門業者に肥料にしてもらっている。
 これらの肥料の一部は学校で野菜作りなどに使用している。そして、学校で作った野菜は、シェフを招いて実施した家庭科の授業で使用している。授業自体は、地元の食材を知り、料理の基礎を学び、食材を無駄なく使うエコクッキングを学ぶなど様々なテーマが含まれているが、同時にウニの殻が肥料になることで料理する野菜につながっていることも学んでいる。

このように、同校では地域コミュニティと連携しながら、学校教育を通じて、児童が3Rのみならず地域の特長を持続的に学び、発信する力をつける活動をおこなっている。

 
内閣総理大臣賞
受賞者名 3R活動の概要と受賞理由
清水建設株式会社
本社:東京都中央区
  容易に撤去が出来るリサイクル100%の展示場の建設

(ポイント)計画時点から、仮設展示場の上部構造及び基礎工法に工夫を凝らし、10年後の解体を考慮することで100%リサイクルを可能とした。

 当工事は10年後に容易に解体出来る建物を企画提案し、受注した仮設展示場である。上部構造においては純鉄骨構造を採用する事で100%リサイクル可能であり、全ての基礎は地中梁を不要とした杭頭リングソケットを採用し、杭は鉄くずまたは再利用として100%リサイクルが可能である。屋根はダブル折版、外壁をALCとし、いずれもリサイクル可能なECOな建物である。

【リサイクル可能な杭】
地中梁不要の杭頭リングソケット構法の採用により、解体し易く、上部鉄骨を解体後、容易に杭撤去が可能である。鋼管の下端にスパイラル翼を溶接した鋼管杭を使用し、回転させながら圧入する工法で施行した。解体時には、杭を逆回転させて容易に引抜く事ができる構造になっている。引き抜いた杭はリユース・リサイクル(再利用・再使用)することができる。
【上部構造】
 約2,650トンの鉄骨は全てリサイクル可能である。キャットウォーク(施設の上部などに設置される狭い通路)は、無足場によるユニット化施工で仮設材運搬によるCO2を削減した。約17,000m2の屋根は金属屋根とし、断熱用のグラスウールを挟んだダブル折版屋根を採用した。これらも100%リサイクル可能である。外壁は開口を除くほぼ全ての部分を撤去が容易なALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)と金属版で形成し、約8,760m2ALC施工部もリサイクル可能である。
【分別活動】
 工事中は産業廃棄物の分別管理を徹底し、躯体工事中は外部に、仕上工事中は内部に職長会主導でエコステーションを設置して運営を行った。エコステーションのエリアは10分別箱を設置し、分別意識向上を図るため、廃プラを非塩ビ系(軟質/硬質)と塩ビ系と分けて表示し、混合廃棄物削減のために混廃とそれ以外の処分実単価を併記表示した。また、石膏ボード端材と付着物の分別、その他の分別物も写真を掲示し分別徹底を図った。現場に資材納品時にはユニット施工による簡易梱包化を徹底し、CO2削減にも寄与。このような取組で総量原単位14.6kg/m2、リサイクル率93.4%を達成した。同工事で培った経験は他現場でも展開可能である。
 
経済産業大臣賞
受賞者名
3R活動の概要と受賞理由 
トムラ・ジャパン株式会社
本社:東京都大田区
 飲料容器自動回収機(RVM)を用いたスーパー店頭におけるペットボトルの効率回収と国内循環への貢献

(ポイント)中小企業がニッチな分野で競争力を発揮し、再生プラスチック製品を製造。

 同社(以下、トムラ・ジャパン)は、飲料容器自動回収機(RVM: Reverse Vending Machine)を製造・販売事業を展開しているノルウェーのトムラと、住友商事株式会社の合弁会社である。トムラ製のRVMを日本国内のスーパー店頭に設置し、消費者からペットボトルを回収後、減容して約8分の1の容積に圧縮し、効率的な輸送・再生が容易に行えるリサイクル事業を行っている。RVMは単なる回収BOXと異なり、その場で分別・破砕・圧縮まで行うので、回収の効率が良いことが大きな特徴である。 

【トムラ・ジャパンのペットボトルリサイクルルート】
消費者が使用済ペットボトルをスーパーの店頭へ持参
RVM(※)を利用しペットボトルのみを選別・減容
➂スーパーマーケットからリサイクル工場へ輸送
➃リサイクル工場にて再資源化

➄再生樹脂需要家(飲料メーカー、繊維メーカー等)

において再生樹脂を利用し製品化
➅再び消費者のもとへ

RVMは、20173月末現在、首都圏で約750台、日本全国で約1,100台が稼働中

【取り組みのポイント】

 関係者がそれぞれの役割を果たす事でメリットを得られるようにして継続する仕組みを構築している。

 

 トムラ・ジャパンは、RVMを利用して2016年は約9,300トン(ペットボトル国内販売量の約1.5%)を回収。今後はスーパーマーケットに加えコンビニエンスストアなどの他業態への設置拡大も図り、効率的な資源回収インフラとしての定着を目指している。

 
※上記以外の受賞案件は3R推進協議会HPを御参照ください
  • リデュース・リユース・リサイクル推進協議会HP外部リンク
  •  
    [報道発表]平成29 年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰の受賞者が決定!
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    最終更新日:2017.10.31
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