近畿大学・JTB総合研究所

分野
観光

PROJECT
観光地経営を担う日本版DMOの人材育成プログラム事業

●開発する教育プログラムの概要

・訪日外国人客4000万人時代を迎え、マーケット環境の変化に対応するとともに、地域においてあるべきDMO機能の構築、及びその機能をフルに活用できる人材を育成し、日本における観光地経営のイノベーションを創出する。

・欧米のDMOと日本の観光振興組織の機能に大差はなくても、その機能を発揮した結果に大きな差があるからこそ、国は地方創生にあたりDMOの導入を推進している。DMOは、①市場に向けてのマーケティングマネジメントと②観光目的地のエリアマネジメントを行うことで観光振興を図る。①は観光目的地の認知度とともに行ってみたいという訪問意向度を高めるためのマーケティング、特にDMOを含む地域の企業間連携によるプロモーションをおこなう。②は観光地域づくりを進めるための関係者間のマネジメントを中心に観光資源、二次交通、清潔感・安心感などの魅力向上と受入体制の整備、観光人材育成を進める。しかし、その2つのマネジメント機能の実力差は、③DMOそのものの組織マネジメントの違いが作りだす。本講座では、これら①~③の3つのマネジメントを理解し、実践に活かすことができるようにプログラムを構築する。

・EdTec(PCでの遠隔講義)を行うため、ミネルヴァ大学の教授法を視察し、Web上で10人以上が参加しても効果のある教材と教授法の開発に努めている。

・受講対象者は、DMOの職員、行政マン、今後地域の観光振興を志す社会人である。北海道から沖縄までDMOが存在しているため、ICTを活用した双方向性のある講義を行う。

【行政・観光振興団体】公務(観光行政)、日本版DMO登録法人、日本版DMO候補法人、観光協会等観光振興団体

【産業分野】 観光業、観光に付帯するサービス業や商業従事者

【職種】 地域観光に関連する次の業務に従事する者

経営・企画、事業・政策立案、マーケティング、商品開発、観光まちづくり、地域観光のマネジメント、地域観光の活性化・再生 など

●コンソーシアム・実施体制

・コンソーシアムの中核となる団体は、各地のDMO(せとうちDMO、田辺市熊野ツーリズムビューロー、東大阪DMOなど)、地方自治体(広島県、田辺市、東大阪市など)、観光関係団体(大阪モノづくり観光推進協会など)である。

・コンソーシアムメンバーには、DMOや観光行政の現状、課題を教授頂くとともに、EdTecを進めていくためのシステムについてのアドバイスをしたいただいている。

●これまでの実績

・昨年度までに対面式でおこなう集合型の講座をおこなうための教材(20科目)については作成をすませた。

・今年度は、EdTecむけの教材で、ヒアリングやコンソーシアムからのヒアリングで現場ニーズの高い10科目に絞り、双方向性講義資料を作成している。反転講義を行うためにビデオ教材の準備も進めている。

・コンソーシアムメンバーを中心にした模擬講座と関係者を招いてのシンポジウムを予定している。

●本事業の活用による事業達成目標

・来年度からJTB総研を主体として本格的に事業を進めていくため、事業計画の策定も併せて進めている。

・JTBのルートなども活用し、全国のDMOの職員、行政マン、今後地域の観光振興を志す社会人に向けて講座情報を届けていく。

●関連リンク

http://www.kindai.ac.jp/