東京芸術大学

分野
農業

PROJECT
半農半芸と食・教育・観光 - 創造型体験サービス産業人材育成事業

●開発する教育プログラムの概要

プログラム概要
 創造教育を通じて社会のニーズに対応できることを目的とし、社会の状況を的確かつ独創的に把握し、新規事業を創出実現できる能力を有した人材である。本学では、高等芸術教育研究の基盤を生かし、創造体験型の観点を組み入れたサービス産業を行う人材育成の教育プログラムに取り組む。
 本教育プログラムが育成しようとする能力は次の3軸とし、社会の状況変化の中で新たな価値の創出を牽引できる人材を育てることを目指す。

①「調査考察力」社会状況を的確かつ独創的に把握しシーズを見極める力
②「既存価値の転換力」柔軟な創意工夫で限られた資源を活用した創造的視点
③「社会関係資本の構築力」既存の価値を更新するネットワークを設計・結束する行動力

受講対象者
対象(A)社会人…芸術を活用したサービス事業の開発に関心・起業意志をもつ人、または現在の職業における芸術による付加価値導入、アートNPO等とのジョイント・ベンチャーほか連携事業着手を検討している企業担当者、フリーランスコーディネーター等
対象(B) 美術系大学の卒業・修了生…まちづくりや社会への起業を通じた参画等に興味関心を持つ若手アーティストやデザイナー、クリエーターなどを想定

●コンソーシアム・実施体制

コンソーシアムの役割
 本事業において設置するコンソーシアムは、本学キャンパスの立地する取手市域を実験の現場として、農と食・教育・観光を活用した地域活力の再生に必要な人材育成のための教育プログラムを各自の専門分野から検証するとともに、コンソーシアム構成員が有する施設・事業等をOJTの現場として提供し、有用な実践的講座を設計することを目的に組織するものである。
 芸術と農の可能性を探る《半農半芸》を生かした取組が、教育機関・行政・民間企業・NPO法人・福祉法人等の異分野連携の基盤を活用し、産業としての視点を取り入れ、食・教育・観光等の具体的サービス産業へと発展することで、将来に継承すべき地域資源のひとつである「農」と多様な人々の感性を広げ、触発する「芸術」の価値を広く一般の方の生活の豊かさにつなげていくことを共通目標として組織するものである。

コンソーシアム参画機関名
①東京藝術大学 ②取手市 ③特定非営利活動法人 取手アートプロジェクトオフィス ④常陽銀行 取手支店 ⑤茨城みなみ農業協同組合 ⑥一般社団法人 茨城南青年会議所 ⑦一般社団法人とりで起業家支援ネットワーク ⑧日本畜産振興株式会社 ⑨株式会社 新六本店 ⑩社会福祉法人 身障者ポニーの会 ⑪株式会社スマートデザインアソシエーション ⑫女化ブルーベリーの森 ⑬一般社団法 Creative Lab SPICA

●これまでの実績

実施内容
《半農半芸》を食・教育・観光に活用した創造型体験サービスの設計・経営の2カ年の教育プログラム開発のために、モニター受講生を募り、講座を試行実施・検証する。
プログラムは①基礎講座(座学) ② 調査・フィールドワーク ③実践型研修活動  ④特別演習(一般公開型))の4科目を本学教員・招聘教員により講義・指導する。

本事業の情報発信に関するホームページ
http://kap.geidai.ac.jp

参加受講者
モニター受講生として各科目を試験的に受講し、開発フ゜ロク゛ラムに対するフィート゛ハ゛ックをヒヤリング・アンケート・ディスカッションによっておこなっている。 開催頻度は月1~2 回程度とし、社会人の方も参加して頂きやすいよう、主に週末に開催している。

●本事業の活用による事業達成目標

事業の目標
国立総合芸術大学として美術・音楽分野の高等教育・研究基盤を活用し、「農」と「芸術」を体感する仕組みを取り入れた食・教育・観光による創造型体験サービス産業を担う人材の教育プログラムを開発。実践を基礎とする先駆的教育環境を整備する。

事業の展望
・産官民と高度連携し、農と芸術を活用した創造型体験が産業化され、新たな社会関係資本の構築力を持つ人材育成を通じた地域経済の発展向上。
・芸術を通じた郊外圏及び地方農村部の地域資源活用の高付加価値化による、多様化社会におけるQOL向上

●関連リンク

http://kap.geidai.ac.jp/