経済産業省
文字サイズ変更

日・フィリピン経済連携協定(EPA)交渉第3回会合の概要


平成16年7月9日
外務省、財務省、農林水産省、経済産業省



7月5~7日、フィリピン(セブ)において日・フィリピンEPA交渉第3回会合を開催した(主要出席者リスト別添)ところ、概要以下の通り。


  1. 全般
    (1) 各分野の交渉グループ会合において、条文案等に基づき実質的な議論を行った他、自由化の方法・内容等につき所要の調整を行った。
    (2) 両首席代表(藤崎外務審議官/アキノ貿易産業省次官)が出席する全体会合を開催し、交渉グループ会合での議論を踏まえ、今次会合を総括した。
    (3) 次回会合は、8月末~9月初め、東京にて開催することで調整中。


  2. 概要
    (1) 物品の貿易
    市場アクセス交渉について、技術的な調整を集中的に行った。
    物品の貿易の一般ルール、セーフガード、税関手続、原産地規則等の条文案について、双方のコメントを踏まえ、詳細な議論を行った。
    (2) サービス
    我が方条文案に基づいた議論を行い、自由化約束の方式等、双方の立場の相違が見られる点については、引き続き議論していくこととなった。
    具体的関心分野について実質的な議論を行った。
    (3) 人の移動
    人の移動に関する日比双方の関心事項について意見交換を継続し、理解を深めた。特に、看護師・介護福祉士のような医療福祉分野について比側がこれまでの日本の立場に理解を示したことから今後更に専門家を含め議論を深めることとした。
    条文案について、引き続き、技術的な議論を行った。
    (4) 投資
    双方の条文案に基づいて議論を行った。高いレベルの自由化を目指すことについて双方の基本的考え方が一致していることが改めて確認された。意見の隔たりがある点については、引き続き議論していくことになった。
    具体的関心分野について実質的な議論を行った。
    (5) 政府調達
    我が方条文案のもとになっているコンセプト・ペーパーに基づいて議論したが、双方の意見の隔たりが大きい。
    次回会合までの間に、相互の政府調達制度について照会し、回答する作業を続けていくこととなった。
    (6) 競争
    我が方条文案に基づき実質的な議論を行った。
    競争章の重要性につき意見交換を行い、意見の隔たりのある点については、引き続き議論していくこととなった。
    (7) ビジネス環境整備
    双方よりスキームに対する考え方につき意見交換を行った。
    日比ともにビジネス環境整備の章の重要性において一致しており、今後更に議論を詰めていくこととなった。
    (8) 協力
    前回交渉の際に提示した協定の構造及び条文案につき改めて説明し理解を得た。
    フィリピン側の具体的関心分野について質疑応答を行った。
    (9) 知的財産
    知的財産保護の重要性を確認した上で、我が方条文案に基づき実質的な議論を行った。
    条文案に盛り込む要素について意見交換を行い、双方より要望のあった点につき引き続き検討していくこととなった。
    (10) 基準認証/相互承認
    条文案に盛り込む要素について基本的に一致し、次回専門家会合からは条文交渉を行うこととした。
    (11) 前文・総則・最終規定/紛争回避・解決
    我が方より、提示した条文案に基づいて交渉を行い、双方の理解を深めた。
    (12) 次回会合は、8月末から9月初めに東京で開催することで調整中。

(了)


経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.