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WTO

1.WTOとは何か

WTO(世界貿易機関)は国際貿易に関するルールを取り扱う唯一の国際機関で、2007年3月現在、150ヶ国もの国々が参加しています。WTOの目的は、モノ・サービスなどの貿易がルールに基づいて円滑に行われることを助け、加盟国間の貿易紛争を解決し、更に自由で公正な貿易を進めるための多国間貿易交渉(通常「ラウンド」と呼ばれます)を開催することです。


WTOは1995年に設立されました。その前身は、GATT(※)と呼ばれる国際協定です。第二次世界大戦後,大戦に勝利した連合国は,新しい国際経済協力体制(ブレトン-ウッズ体制)をつくりました。戦前の閉鎖的な経済(保護主義)が世界の経済活動を縮小させ,国際的な対立を激化させたことで戦争を引き起こしたとの反省から,新体制は,国際協力と自由貿易をめざすものとなりました。その柱となったのが,IMF(国際通貨基金),世界銀行とならび、GATTでした。
※GATT:関税と貿易に関する一般的協定

現在行われている貿易交渉は、「ドーハ開発アジェンダ(ドーハ・ラウンドともいいます)」です。2001年、カタールの首都ドーハにて開始が決定されたこのラウンドの目的は、更なる自由化、ルールの強化、サービス、知的財産といった新しい分野への対応などもありますが、最大の特徴は「(途上国の)開発」の視点を全面に打ち出し、自由貿易の推進において途上国の利益への考慮が重要であることを明らかにした点です。


ドーハ・ラウンドは、2006年末までに全ての交渉分野において加盟国間の合意することを目指していましたが、アメリカやEU、インド、ブラジルをはじめとする主要国間の立場の違いが埋まらず、今年7月末 、交渉が一時中断されました。各国・地域による再開への働きかけが強まる中、2007年1月末にスイス・ダボスで開催されたWTO非公式閣僚会合の場で、ラウンド交渉を元に戻す必要性、透明性あるマルチのプロセスの必要性等について各国の認識が一致し、その後、ジュネーブにおいて開催された非公式貿易交渉委員会を経て、交渉が本格的に開始されることになりました。
今後は、ジュネーブでの交渉会合や各国間の交渉が集中的に行われることになります。

詳細はこちらをご参照下さい(PDFファイル)

農業部分は農林水産省のHPを参照下さい。


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