東京電力株式会社全原子力発電所の放射性廃棄物処理系排水管の誤接続に関する根本原因分析及び再発防止対策の報告について
本件の概要
原子力安全・保安院(以下「保安院」という)は、平成22年2月2日に、東京電力(株)福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所及び柏崎刈羽原子力発電所において、放射性液体廃棄物の排水管から非放射性液体廃棄物の排水管への誤接続が認められたことから、東京電力に対して、厳重注意を行うとともに、根本原因を究明し、再発防止対策を策定し、報告するよう指示していました。
これを受け、本日、東京電力から根本原因分析及び再発防止対策に係る報告書の提出がありました。
同報告書では、根本原因については、トリチウムの放出管理についての認識を持たせるための活動が組織的に行われていなかったこと、及び系外放出に関する考え方が要求事項として明確になっていなかったことを挙げています。
再発防止対策については、トリチウムの放出管理に関する認識の醸成、建設時・改造時における管理の強化、非放射性液体廃棄物処理系の識別管理の強化を行うとしています。
保安院は、本報告書の内容を精査した結果、根本原因究明やそれを踏まえた再発防止対策の策定が適切に行われ、妥当であると評価します。これらの再発防止対策の実施状況等について保安検査等で確認を行ってまいります。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課
公表日
平成22年7月29日(木)
