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日本原子力発電株式会社東海第二発電所における洗濯廃液放出に係る保安規定違反事象の原因究明及び再発防止対策の報告について

本件の概要

原子力安全・保安院は、平成21年12月18日に日本原子力発電株式会社(以下「日本原電」という。)東海第二発電所において発生した洗濯廃液の誤放出について、放射性液体廃棄物管理に係る保安規定違反が認められたことから、原因究明及び再発防止対策を策定し、報告するよう指示を行いました。
これを受け、本日、同社から原因究明及び再発防止対策に係る報告書の提出がありました。同報告書では、直接原因については、指差呼称を行う具体的な方法、訓練運転員による単独操作の禁止、訓練運転員の位置づけなどを明文化していなかったこと、トラブル事例を踏まえた対応など操作の重要性を教えるタイミングについて配慮されていなかったこと、及び洗濯廃液放出における誤操作防止機能がなかったためとしています。また、根本原因については、訓練運転員に対する教育において、教育訓練を行う内容と時期などが体系的に整備されておらず、一部不十分な教育システムとなっていたこと、及び指導員に対する指導内容が体系立って整理されておらず、指導員に指導方法を教育する仕組みが構築されていなかったことを挙げています。
再発防止対策については、直接原因を踏まえて、マニュアル等による明文化及び誤操作を防止するハードウェア対策を実施するとしています。また、根本原因分析を踏まえて、訓練運転員に対して教育・訓練を行う内容と時期などを明確にし、体系的なマニュアルを作成すること、及び訓練運転員への指導内容をまとめた指導要領を定め、指導員を教育する仕組みを教育システムに反映するとしています。
当院は、本報告の内容を精査した結果、妥当であると評価します。これらの再発防止対策の実施状況等について保安検査等で確認を行ってまいります。

担当

原子力安全・保安院 原子力発電検査課 

公表日

平成22年9月16日(木)

発表資料名

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