東京電力株式会社福島第一原子力発電所5号機原子炉隔離時冷却系の機能喪失による保安規定違反への対応について
本件の概要
原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、平成22年9月2日に福島第一原子力発電所5号機で運転上の制限の逸脱が発生したことについて報告を受けました。その内容を精査したところ、原子炉隔離時冷却系タービン蒸気加減弁への制御信号を送るケーブルを誤って解線したことが要因であり、このため、蒸気が通常より多く同タービンを回転させたため、過速度トリップにより自動停止したことが判明しました。
保安院は、不適切な保安活動によって、原子炉隔離時冷却系の機能が一定期間維持できなかったことから、福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定(以下「保安規定」という。)の違反があったことを確認しました。
保安院は、東京電力株式会社に対し、厳重注意を行うとともに、当該違反について根本原因究明及び再発防止対策の策定を行い、平成22年12月27日までに報告するよう指示しました。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課
公表日
平成22年9月27日(月)
