日本原燃(株)再処理施設分離建屋高レベル廃液濃縮缶温度計保護管への漏えいに関する原因と対策について
本件の概要
原子力安全・保安院は、8月2日、日本原燃㈱から、再処理施設分離建屋高レベル廃液濃縮缶温度計保護管への微量な高レベル廃液の漏えいについて、原子炉等規制法に基づき報告を受けました。
本事象の発生に伴う外部への放射性物質の影響はありません。(8月2日お知らせ済み)
本件について、本日(30日)、日本原燃㈱から、原因と対策に係る報告書の提出を受けましたので、お知らせします。
原因は、高レベル廃液濃縮缶の下部において、析出物が堆積し温度が上昇したことにより、温度計保護管先端部に加工フロー腐食が発生したためと推定しています。
また、対策としては、析出物を除去する運転方法とするとともに、通常時の運転温度を低下させ、温度管理を徹底すること等としています。また、損傷した温度計保護管への対策としては、種々の方法を比較検討した結果、効果や技術的成立性を踏まえ、温度計保護管内に圧縮空気を供給することで温度計保護管内への廃液の漏えいを防止すること等としています。
原子力安全・保安院は、今後、専門家の意見も聴きつつ、当該報告書の内容の妥当性を確認していきます。
担当
原子力安全・保安院 原子力防災課
公表日
平成22年11月30日(火)
