柏崎刈羽原子力発電所の点検周期を超過した機器等に関する調査結果に対する対応について(指示)
本件の概要
原子力安全・保安院(以下、「保安院」という。)は、平成22年12月21日、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)から、現在運転中の柏崎刈羽原子力発電所1号機、5号機及び7号機において、点検周期を超過した機器等に関する調査結果の報告を受けました。
東京電力は、1号機においては、機器の点検実施時期や実績等を記載している点検長期計画表からの発注仕様書作成漏れ、点検長期計画の作成時の漏れ等により、点検周期を超過しているものが37機器ありましたが、これらの機器は速やかに点検を実施し終了しており、安全上の問題はないとしています。また、5号機においては、点検長期計画の作成時の漏れ等のため、現在実施している定期検査中に点検すべきところ未実施の機器が2機器あり、また、前回の定期検査で点検が未実施となり、点検周期を超過しているものが1機器ありましたが、これらの3機器は、速やかに健全性の確認を行っており、直ちに安全上の問題はないとしています。今後、これらの3機器については、現在の定期検査中に速やかに点検することにしています。さらに、7号機においては、点検周期を超過したものはないとしています。
保安院は、点検周期を超過していた1号機の点検結果や今後実施する5号機の点検結果について厳格に確認していきます。また、提出された報告を踏まえ、本日、東京電力に対して、①柏崎刈羽原子力発電所の全ての号機において点検長期計画の記載誤りがないか、また、点検周期を超過した機器がないかを調査すること、②福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所についても、同様の事象がないか確認すること、③上記①の調査結果を踏まえ、点検周期を超過する事態が生じた原因の究明を行い、再発防止対策を策定すること、以上の事項について平成23年2月28日までに報告することを指示しました。
今後、保安院は上記指示に基づいた東京電力からの報告を受け、その内容を踏まえ厳格に対処していくこととします。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課
公表日
平成22年12月21日(火)
