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日本原子力発電株式会社敦賀発電所1号機の非常用炉心冷却系(高圧注水系)機能喪失における保安規定違反の直接原因、根本原因及び再発防止対策の報告の受領について

本件の概要

原子力安全・保安院(以下、「保安院」という。)は、日本原子力発電株式会社敦賀発電所1号機において、平成23年1月12日、高圧注水系ディーゼル駆動ポンプが運転上の制限を満足せず、機能が維持されていないことについて報告を受けました。その内容を精査した結果、敦賀発電所原子炉施設保安規定(以下「保安規定」という。)の違反があったことを確認し、平成23年1月24日、同社に対し、直接原因を含む根本原因(以下「根本原因等」という。)を究明し、再発防止対策を策定し、その結果を保安院に報告するよう指示しました。
 これを受けて、本日、同社から根本原因等及び再発防止対策に係る報告書の提出がありました。
 同報告書では、直接原因として、①当直員が排気弁の開閉操作を誤ったこと。②中央制御室にいる当直員が弁の構造を理解せず誤った指示をしたこと。③排気弁が通常とは異なる設計であったことなどとしています。
 根本原因として、①発電所業務におけるヒューマンエラー防止として手順書等に反映することが確実にできなかったこと。②管理職は作業を担当した当直員の疑問を把握できず、また当直員も報告していないなど、当直員のコミュニケーションが不十分であったこと。③設計開発における運転管理要求事項を手順書等に記載することを確実にできなかったことなどとしています。
 再発防止対策については、排気弁本体に開閉の操作方向を明示したこと、「判断の迷い」などの重大な問題点がヒヤリハット事例等により抽出され、対応処理の妥当性を評価し、対策が手順書に確実に反映されるプロセスを構築するなどとしています。
今後、保安院は、本報告の内容を確認し、評価を行うとともに、その結果を公表することとします。

担当

原子力安全・保安院 原子力発電検査課

公表日

平成23年4月25日(月)

発表資料名

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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