福島第一原子力発電所の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策並びに放射線管理の検証結果に対する保安院の評価について
本件の概要
原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、平成23年5月2日及び5月11日に東京電力から「福島第一原子力発電所の放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策の策定等について」の報告を受け、当該報告の評価を行いました。
この結果、放射線業務従事者の放射線管理について、①福島第一原子力発電所の免震重要棟は、空気中の放射性物質の濃度が防護マスクを着用しなければならない水準であったが、着用されなかったこと、②女性職員5名が、放射線業務従事者の指定を受けないまま、放射線管理が必要な区域に勤務していたこと、その内2名は、公衆の線量限度を超過していたこと、等の3件の法令違反があったことは遺憾であり、東京電力に対し厳重注意しました。
また、東京電力に対して、従業員の労働安全、健康管理及び生活改善について、放射線業務従事者の放射線管理が適切になされる観点から、更なる改善に努めるとともに、①作業現場の適切な放射線管理を行うため、放射線管理を行う要員の人員確保、体制強化を行うこと、②1人1台を携行できる線量計を確保すること、③通常の被ばく評価(3ヶ月に1回)ができるよう速やかにホールボディカウンターの整備を行うこと。④早急に協力会社の従業員を含め、放射線業務従事者の登録を確実に行うこと、など計7項目の改善指示を行いました。
今後、東京電力が行う再発防止対策及び保安院から改善を指示した事項への対応が、適切に行われているかを保安検査等で確認していきます。
※5月26日訂正
別添1、別添2の文中に誤りがありましたので訂正しました。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課、原子力安全技術基盤課
公表日
平成23年5月25日(水)
発表資料名
- 福島第一原子力発電所の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策並びに放射線管理の検証結果に対する保安院の評価について(PDF形式:127KB)

- 【5月26日訂正】別添1:福島第一福島第一原子力発電所の線量限度を超える被ばくに係る原因究明及び再発防止対策並びに放射線管理の検証結果に対する保安院の評価について(PDF形式:255KB)

- 【5月26日訂正】別添2:福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所の放射線管理に対する評価結果について(指示)(PDF形式:150KB)

