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東京電力株式会社福島第一原子力発電所の緊急作業における放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る保安院の評価について

本件の概要

 原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、平成23年6月17日に東京電力から「福島第一原子力発電所における緊急時作業に従事した放射線業務従事者の線量限度を超える被ばくに係る原因の究明及び再発防止対策について」の報告を受け、当該報告の評価を行いました。
 この結果、緊急作業における放射線業務従事者の放射線管理を適切に行う上で、改善すべき事項が以下の通り見出されました。
 ①線量限度を遵守するため、被ばく管理を行う者を十分に増強し、東京電力株式会社福島第一原子力発電所における全ての作業員の実効線量を迅   速に測定又は入手し、被ばく線量を的確に把握できる管理体制を構築すること。
 ②放射性物質濃度が高い区域において作業を行う際は、事前にこれまでの内部被ばく線量を推定して作業内容を決定し、作業時に受けた線量については、ホールボディカウンター等により確認する手順の確立を行うこと。
 ③線量管理については、内部被ばく線量(暫定評価)と外部被ばく線量を速やかに合計値として管理できるよう管理体制の構築及び被ばく線量を測定する機材の確保を行うとともに、最終的な内部被ばく線量の確定については、過小又は過大評価することなく、専門の医療機関等の協力を得つつ、適切に評価を行うこと。
など上記を含め、保安院は東京電力に対し、計8項目の改善指示を行いました。
 保安院は、東京電力に対して、今回の改善指示に対する改善状況を平成23年8月12日までに報告を求めるとともに、当該報告で原因の究明を行った2名に加えて、新たな4名及びその他の線量限度を超えた者に対しても、線量限度を超える被ばくに係る原因の究明及び再発防止対策の策定を行い、併せて当院に報告することを求めます。
 今後、事業者自ら行う再発防止対策を含め、対応状況を保安検査等で確認をし、改善がされていないと判断されれば法的な措置を検討します。

担当

原子力安全・保安院 原子力発電検査課

公表日

平成23年7月13日(水)

発表資料名

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