経済産業省
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独立行政法人原子力安全基盤機構及び関西電力株式会社による定期検査等の一部未実施について

本件の概要

 原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、独立行政法人原子力安全基盤機構(以下「機構」という。)から、機構が実施した関西電力株式会社(以下「関西電力」という。)大飯発電所3号機の平成21年から平成22年に実施された定期検査において、蒸気タービン開放検査の項目のうち一部の機器(第5抽気管(※))の検査が実施されていなかった旨の報告を受けました。
 第5抽気管については、当時、関西電力により、外観・目視点検を実施していたものの、定期事業者検査要領書の不備により、定期検査期間中には定期事業者検査として実施しておらず、また、機構による定期検査も実施されていませんでした。
 機構及び関西電力が、定期検査の一部を実施していないことは遺憾であります。特に、機構においては、過去に法令に基づく検査の未実施があったことから厳正な対応を求めることとしました。
 このため、保安院は、機構に対して、電気事業法第106条に基づき、①第
5抽気管について速やかに検査を行い、その結果を報告すること、②今般確認された定期検査の一部未実施について、その事実関係を調査し、根本的な原因を含む原因究明と再発防止対策を平成23年9月9日までに報告すること、③過去に検査未実施のあった平成19年3月以降これまで機構が実施した定期検査において未実施の項目の有無に関して報告することを指示しました。
 また、関西電力に対しては、保安院長名の文書により、定期事業者検査及び定期検査の一部未実施について、根本的な原因を含む原因の究明と再発防止対策を報告するよう指示しました。
 さらに、大飯発電所3号機の第5抽気管については、関西電力により、定期
検査期間中に外観・目視点検を行い、異常がないことが確認されていることから、安全上の問題はないと評価します。なお、現在、大飯発電所3号機は定期検査のため原子炉は停止しています。
 保安院は、今後、機構及び関西電力から提出される報告を精査した上で厳格に対処してまいります。

担当

 

  原子力安全・保安院 原子力発電検査課

公表日

平成23年8月10日(水)

発表資料名

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