平成22年情報処理実態調査の結果について
本件の概要
1.平成22年情報処理実態調査の結果をとりまとめたところ、平成21年度の「一社平均の情報処理関係諸経費」は、企業業績悪化などの影響から、前年度比▲15.2%(7.4億円→6.2億円)と2年連続で低下した。しかし、「情報処理関係諸経費の対年間事業収入比」は、前年度差▲0.1ポイント(1.2%→1.1%)と低下したものの、平成18年度以降横ばいで推移している。
2.「新規システムの構築またはシステム再構築」に取り組んでいる企業がシステム構築企業に占める割合は、前年度差▲0.3ポイント(40.9%→40.6%)と2年連続で低下した。
3.「EDI(Electronic Data Interchange;電子データ交換)利用率」は前年度差+0.8ポイント(64.6%→65.4%)と、平成18年度以降頭打ちとなっている。しかし、「取引先全体に占めるEDI を実施している企業の割合」が上昇しており(調達先23.9%→25.0%、販売先21.6%→22.7%)、EDI 利用のすそ野が広がっている。
4.情報処理関係支出の抑制が続くなか、「情報セキュリティ対策費用の対情報処理関係支出総額比」は上昇(7.4%→7.9%)しており、IT 支出における情報セキュリティ対策支出の重要度が高まっている。
5.「クラウド・コンピューティング利用率」は9.7%で、その利用企業の81.0%は「SaaS」を利用していた。今後におけるクラウド・コンピューティングについて利用予定または関心がある企業は54.8%と半数を超えており、今後クラウド・コンピューティング利用率の上昇の可能性が示唆される。
担当
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
公表日
平成23年10月25日(火)
