使用済ハフニウムフラットチューブ型制御棒のひびに関する調査報告書(構造強度に係る健全性評価及び制御棒の挿入性等の技術基準適合性を含む安全性評価)
本件の概要
東京電力株式会社から、昨年11月1日に柏崎刈羽原子力発電所第7号機において、使用済みのハフニウムフラットチューブ型制御棒(以下「HfFT型CR」という。)にひびが確認されたとの報告を受け、同日、原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、東京電力に対し、運転中の7号機で使用しているHfFT型CRの構造強度に係る健全性等の評価を行うとともに、他の事業者に対しても、運転中の原子炉でHfFT型CRを使用している場合には、同様の評価を行うよう指示しています。
当該指示に基づき、昨年12月8日に現在運転中の原子炉でHfFT型CRを使用している東京電力(柏崎刈羽原子力発電所第7号機)及び北陸電力(志賀原子力発電所第2号機)より、構造強度に係る健全性等の評価に関して、確定した評価結果の報告がありました。
当院は、これらの評価結果について、解析条件、解析手法等の観点から確認した結果、両社の評価結果は妥当なものと評価します。このことから、現在運転中の柏崎刈羽7号機及び志賀2号機で使用されているHfFT型CRについて、動作確認の結果に異常がないこと、また、仮にひび等があるとした場合でも、技術基準への適合性は満足していることから、安全性は確保されているものと評価します。
当院は、今後、東京電力より、ひびの発生原因の調査結果等に関する報告を受けた段階で、専門家の意見等を聞きつつ、厳格に確認・評価します。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課
公表日
平成23年1月12日(水)
