日本原子力発電株式会社敦賀発電所1号機非常用炉心冷却系(高圧注水系)の機能喪失における保安規定違反について
本件の概要
原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、平成23年1月12日、敦賀発電所1号機において運転上の制限の逸脱が発生したことについて報告を受けました。
保安院は報告内容を精査したところ、非常用炉心冷却系のうち高圧注水系ディーゼル駆動ポンプのディーゼル機関シリンダー排気弁の開閉操作を錯誤したことが要因であり、このため、当該ディーゼル機関が定格回転数に到達せず、自動停止したことが判明しました。
保安院は、不適切な保安活動によって、非常用炉心冷却系(高圧注水系)の機能が一定期間維持できなかったことから、敦賀発電所原子炉施設保安規定(以下「保安規定」という。)の違反があったことを確認しました。
保安院は、日本原子力発電株式会社に対し、厳重注意を行うとともに、当該違反について根本原因究明及び再発防止対策の策定を行い、平成23年4月25日までに報告するよう指示しました。
担当
原子力安全・保安院 原子力発電検査課
公表日
平成23年1月24日(月)
