北陸電力㈱志賀原子力発電所2号機の原子炉手動停止に関する原因と対策について
本件の概要
原子力安全・保安院は、1月21日、北陸電力㈱から、定格電気出力一定運転中の志賀原子力発電所2号機(沸騰水型:定格電気出力120万6千キロワット)におけるドライウェル冷却系凝縮水流量計(以下「凝縮水流量計」という。)の指示値の低下及びドライウェル高電導度廃液サンプ水位計(以下「高電導度廃液サンプ水位計」という。)の指示値の上昇率低下に伴う原子炉手動停止について、原子炉等規制法に基づき報告を受けました。
本事象に伴う外部への放射性物質の影響はありません。
(1月24日お知らせ済み)
本件について、本日(4日)、北陸電力㈱から、原因と対策に係る報告書の提出を受けましたので、お知らせします。
原因は、ドライウェル冷却系除湿冷却器出口の凝縮水配管が泥状の堆積物によって閉塞したため、凝縮水流量計の指示値が低下し、これに伴い凝縮水が流入する高電導度廃液サンプ水位計の指示値の上昇率が低下したものと推定しています。
また、対策としては、当該凝縮水配管が泥状の堆積物によって閉塞しないよう、ドライウェル冷却系への鉄を含む粉塵の大量の流入を抑制する対策を講じるとともに、毎定期検査時に当該配管の点検及び清掃を行う等としています。
今般、北陸電力㈱から提出された報告書においては、原因について、各種調査から適切に推定されていること、対策について、推定原因を踏まえた適切な内容であることから、原子力安全・保安院は、当該報告書の内容を妥当と考えます。
担当
原子力安全・保安院 原子力防災課
公表日
平成23年2月4日(金)
