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東京電力株式会社福島第一原子力発電所第4号機の耐震安全性評価の実施を指示しました

本件の概要

 原子力安全・保安院(以下、「保安院」という。)は、東京電力福島第一原子力発電所第4号機使用済燃料プールの耐震安全性について、これまでに、水素爆発による損傷状況等を模擬した上で評価を実施し、東北地方太平洋沖地震と同程度(震度6強)が発生しても評価上は耐震余裕があることを専門家の方々のご意見を伺った上で、確認しています。また、念のために使用済燃料プール底部の補強工事を既に実施済であり、第4号機建屋が傾いていないということについても、プール水位を測定するなどし、確認してきたところです。
 第4号機建屋の健全性については、東京電力が年4回程度、建屋の傾きの確認、コンクリートの強度検査(非破壊検査)、目視によるひびの確認等を継続的に実施することとしており、本日、5月17日~23日に実施した点検結果を公表しました。建屋の傾きの確認、目視によるひび割れの確認等を実施し、建屋全体の傾き、ひび、強度低下などは確認されなかったとする一方、外壁面の一部に水素爆発の影響によるものと思われる局所的な膨らみによる傾きが確認されたとしています。
 保安院としては、第4号機建屋の耐震安全性については、他の外壁面はほぼ垂直であり、建屋全体が顕著に傾いていることはないこと等から、直ちに重大な影響があるとは考えられないものの、より詳細な原子炉建屋の状況が明らかになってきたことを受け、念のため、更に詳細な現場確認を実施した上で、外壁面の健全性及び建屋全体等の耐震安全性についての評価を再度実施するよう、保安院長名にて指示文書を発出し、報告を求めました。

 

※6月7日、別添資料を追加。

担当

原子力安全・保安院 東京電力福島第一原子力発電所事故対策室
原子力安全・保安院 原子力発電安全審査課耐震安全審査室

公表日

平成24年5月25日(金)

発表資料

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