経済産業省
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日本工業規格(JIS規格)を制定・改正しました(平成26年3月分)

本件の概要

経済産業省は、技術の進歩や、安全性向上等必要に応じて、JIS規格を制定・改正しています。今回は、110件の制定・改正がありました。JIS規格は鉱工業品の品質改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のために用いられます。

1.経緯

日本工業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。これらの規格は、同法によって設置された日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)の審議を経て、経済産業大臣等によって制定されます。
JIS規格では、製品の種類・寸法、品質・性能や安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、鉱工業製品の生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。経済産業省は、このたび、3月分のJIS規格の制定・改正を行いました。

2.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、JIS規格について39件の制定及び71件の改正を行いました(資料1)。なかでも、以下の2項目に係るJIS規格の制定・改正は、特に重要です。
①「低圧トップランナーモータ」のJISを制定
ポンプ、圧縮機、送風機など多様な用途で幅広く使用され、そのエネルギー効率の改善が大きな省エネルギーにつながる三相誘導電動機(産業用モータ)が、2013年11月に、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)のトップランナー制度の対象機器となり、「エネルギー消費効率に関する目標基準値」(省エネ基準)が設定されました。

この度、この省エネ基準を満たす産業用モータ(トップランナーモータ)が普及しやすくなるよう、これまでの産業用モータに関するJISとは別に、JISを制定しました。具体的には、汎用的モータである定格電圧600ボルト以下の低圧モータを対象とし、エネルギー効率基準値については省エネ基準を採用しています。また、エネルギー消費効率以外の諸特性の性能、構造、試験方法等を規定しました。本規格の制定により、トップランナーモータに対する要求事項が明確になることで製品開発が促進され、トップランナーモータの普及拡大により、我が国産業における省エネの促進が期待されます(資料2)。

②「レディミクストコンクリート(生コン)」のJISを改正
環境負荷の低減や循環型社会の形成の観点から、廃棄物の削減を図るため、コンクリート製造工場でセメントや骨材(砂・砂利)等を練り混ぜて製造されるレディーミクストコンクリート(生コン)に関するJISを改正しました。
具体的には、回収された骨材を再利用するため、レディーミクストコンクリートにおける回収骨材の質量割合を定めるとともに、再使用できる回収骨材等に関する取り決めを定めました。また、レディーミクストコンクリートの製造過程で排出される水の有効利用の方法等に関する取決めを定めました。今回の改正により、環境により優しい規格となり、廃棄物の低減、循環資材の利用拡大が期待されます(資料3)。

3.今後の予定

次月以降も定期的に、JIS規格制定・改正等を行っていきます。

担当

産業技術環境局 基準認証広報室
【「低圧トップランナーモータ」のJISを制定】情報電気標準化推進室
【「レディミクストコンクリート」のJISを改正】産業基盤標準化推進室

公表日

平成26年3月20日(木)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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