経済産業省
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トップスタンダード制度による国際標準提案が承認されました

本件の概要

日本工業標準調査会(JISC)(事務局:経済産業省)は、昨年8月22日、国際標準化機構(ISO)に対し、尿吸収補助具-評価に関する一般的指針に関する国際標準提 案を行いました。その後、投票期間を経て、正式な新規提案として承認されました。今後、ISOで本格的な審議が行われることになります。本提案はユニ・チャーム(株)及び(一社)日本衛生材料工業連合会からの申請を受け、JISCの審議を経て、トップスタンダード制度により行ったものです。

本件は、尿吸収補助具(大人用紙おむつ)について、現状の多様な製品の中から使用者が容易に選択出来るように、また省資源化による環境への配慮など製品の評価に関する国際標準化を行うためのものです。

我が国では、尿吸収補助具(大人用紙おむつ)は、「テープ止めタイプ」、「パンツタイプ」及び「ツーピースタイプ」など多様な製品が開発されており、利用者が生活状況や身体状況に応じて製品を選択することができます(参考1を参照ください)。

これに関する国際標準は存在しますが、市場に流通する製品の全てを反映出来ているとは言えず、国際市場への製品普及が進まない状況にあります。そのため、現状の製品群に適用可能な、利用者に配慮した規定に見直す必要があると考えて います。

我が国の提案を既存の国際標準に反映させることで、利用者の利便性を高めるだけではなく、省資源化による環境への配慮及び利用者の費用負担軽減効果が期待されます。

昨年5月に、ユニ・チャーム(株)及び(一社)日本衛生材料工業連合会から、大人用 紙おむつに関する国際標準化を目指すためにJISCへトップスタンダード制度活用申請し、承認を得て、8月22日にISOに新規提案を行いました。その後、10月の国際会議におけるプレゼンテーションを経て、12月19日から3ヶ月間の投票が行われ、正式な新規提案として承認されました。今後、ISOの技術委員会(Technical Committee173:福祉用具)で必要な審議が行われ、各国のコンセンサスが得られれば、国際標準として発行されることになります。

本案件は一昨年6月に創設した、迅速な国際標準化提案を図る新たな制度である「トップスタンダード」を活用したものです(詳細は参考をご参照ください)。経済産業省はトップスタンダード制度を活用し、迅速に国際標準化を行うことを通じて、我が国の優れた製品の国際市場開拓が促進されることを期待します。

担当

産業技術環境局 環境生活標準化推進室

公表日

平成26年3月27日(木)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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