経済産業省
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日本工業規格(JIS規格)を制定・改正しました(平成25年12月分)

本件の概要

経済産業省は、技術の進歩や、安全性向上等必要に応じて、JIS規格を制定・改正しています。今回は、41件の制定・改正がありました。JIS規格は鉱工業品の品質改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のために用いられます。

1.経緯

日本工業規格(JIS:Japanese  Industrial  Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。これらの規格は、同法によって設置された日本工業標準調査会(JISC:JapaneseIndustrial Standards Committee)の審議を経て、経済産業大臣等によって制定されます。

JIS規格では、製品の種類・寸法、品質・性能や安全性、それらを確認する試験方法 や、要求される規格値などを定めており、鉱工業製品の生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。経済産業省は、このたび、12月分のJIS規格の制定・改正を行いました。

2.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、JIS規格について27件の制定及び14件の改正を行いました(資料1)。なかでも、以下の5項目に係るJIS規格の制定、改正は、特に重要です。

① 「工作機械用2面拘束型テーパシャンク及び主軸端」のJIS制定と改正このJIS規格の制定及び改正は、工作機械の主軸に工具保持具を取り付けるときの 連結部分の形状に関する標準を国際規格と一致させるものです。これは、我が国企業の貿易円滑化への寄与が期待される重要な規格制定・改正です(資料2)。

② 「小型燃料電池のエネルギー効率測定法」のJISを制定 本規格の制定により、日本の小型燃料電池システムの省エネルギー性が適正に評価されるようになり、ユーザにおける製品選択及びメーカの産業競争力強化に寄与することが期待されます(資料3)。

③ 「石油製品-オクタン価,セタン価及びセタン指数の求め方」のJISの制定火花点火式エンジン用燃料のアンチノック性に関する指標であるオクタン価及びディーゼル燃料の着火性に関する指標であるセタン価やセタン指数等を求めるための試 験方法規格は、これまで単一のJIS規格に規定されていましたが、国際規格の規定のしかたとの整合性を図るため、複数の規格に分割し、新たな規格を制定しました。
これは、我が国の産業基盤の充実にとって重要な規格制定です(資料4)。

④ICカード情報端末の操作性を向上させるカード所有者優先情報」のJISを制定
本規格は、ICカード等に格納する各個人のマンマシンインターフェースに関するユー ザ支援情報(例えば、「表示文字を大きく」、「音声ガイダンスの音量を上げる」など)を規定しています。高齢者や障がい者等、誰もが公平な情報の授受可能とするコミ ュニケーション端末機器などの操作の改善に役立つことが期待されます(資料5)。

⑤ 「プログラム言語Ruby」のJISを改正
プログラム言語Rubyは、日本発のプログラム言語であり、平成23年にJIS規格として制定され、翌年には国際規格化されました。国際規格化の過程における各国の意見を取り込んで、JISを国際規格と一致した規格するよう、今回、改正されました。情報産業の基盤技術整備やその発展に寄与することが期待されます(資料6)。

3.今後の予定

次月以降も定期的に、JIS規格制定・改正等を行っていきます。

担当

産業技術環境局 基準認証政策課

公表日

平成25年12月20日(金)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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