経済産業省
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高木経済産業副大臣が中国に出張しました

本件の概要

高木経済産業副大臣は、第8回日中省エネルギー・環境総合フォーラムに出席するために、平成26年12月27日(土)から28日(日)にかけて、中華人民共和国・北京を訪問しました。
また、この機会を捉え、解振華(かい・しんか)国家発展改革委員会副主任と会談したほか、高燕(こう・えん)商務部副部長とも意見交換を行いました。

1.第8回日中省エネルギー・環境総合フォーラム

(1)平成26年12月28日(日)、日中共催の下、北京にて「第8回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」を開催しました(別紙1:議事次第)。日本側からは、高木経済産業副大臣、渡日中経済協会副会長(JXホールディングス名誉顧問)、上田資源エネルギー庁長官、鈴木通商政策局長等が参加し、中国側からは、解振華(かい・しんか)国家発展改革委員会(以下「発改委」)副主任及び高燕(こう・えん)商務部副部長等が参加しました。本フォーラムには、両国合わせて500名を超える官民関係者が参加しました。

(2)午前中に開催された全体会合では、冒頭、解振華発改委副主任が挨拶を行い、中国は現在、中高速成長の中、経済構造の調整のスピードを加速させていることや日中間貿易において省エネ環境分野の占める割合が大きいことを指摘しつつ、両国の協力について、①産業間の交流、②実務協力の推進、③人材交流の推進という3つの提案を行いました。また、両国の協力を進めるにあたっての政治環境の重要性を指摘しました。

次に、高木副大臣が挨拶を行い、本フォーラムの意義・重要性を強調しつつ、①日中経済協力の重要性、②新たなエネルギー基本計画に基づく日本の省エネルギー政策の方向性、③総合的なエネルギーの需給管理を行うエネルギー管理の重要性等について言及しました。

続いて中国側から、高燕商務部副部長が、循環型経済の構築やグリーン発展など省エネ・環境分野での商務部の取組を紹介しつつ、日中協力の重要性や今後の協力の方向性などについて発言しました。

(3)また、特別講演として、天野浩名古屋大学大学院教授(本年のノーベル物理学賞を受賞)が、青色LEDの研究開発の経緯や日本や中国における青色LED普及への期待、省エネルギーの推進に当たって青色LEDがもたらす効果等について、講演を行いました。

(4)午後には、日中双方の関心に基づき、「エネルギー管理システム・LED」を含む6の分科会を開催。日中双方の専門家から各分野の省エネ・環境技術等に関するプレゼンテーション等が行われました。
 

2.調印プロジェクト文書交換式

(1)調印プロジェクト文書交換式では、41件のプロジェクトについて文書が交換されました。(調印プロジェクトリストは別紙2参照)

(2)今回調印されたプロジェクトの特徴としては、省エネ分野、水・汚泥処理、リサイクル等の協力案件に加え、エネルギー管理システムやスマートコミュニティ等が、主要な協力分野として定着してきており、また、大気汚染対策等の協力案件が増加するなど、直面するニーズを的確に反映した新たな協力が進んでいます。

3.中国政府要人との会談・意見交換

(1)解振華発改委副主任との会談では、再開されたフォーラムの重要性について認識を共有したほか、経産省及び発改委間の様々なレベルでの対話の再開、NEDO実証事業や次世代自動車普及に向けた共同研究の推進など省エネ・環境分野の協力を進めていくことで一致しました。また、日本における次回フォーラムの開催に向けて、ともに努力していくことでも一致しました。

(2)高燕商務部副部長とも短時間の意見交換を行い、経産省と商務部の対話メカニズムの推進に共に努めていくことで一致しました。まずは、①局レベルでの対話メカニズムの構築、②流通政策対話の再開、③独禁法に関する意見交換を進めることで合意しました。また、高木副大臣から、知的財産権保護や独禁法の運用の透明性向上など、日本企業のビジネス環境の一層の改善を申し入れるとともに、日中関係の更なる改善に向けて、政治レベルにおいても互いに協力していくことで一致しました。

(別紙内容)
別紙1:第8回日中省エネ・環境総合フォーラムプログラム
別紙2:第8回日中省エネ・環境総合フォーラムにおける省エネルギー・環境分野における日中間の協力案件

担当

経済産業省通商政策局北東アジア課
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部国際室

公表日

平成27年1月5日(月)

発表資料

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