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宮沢大臣と天野IAEA(国際原子力機関)事務局長との会談結果~東京電力柏崎刈羽発電所及び福島第一原子力発電所でIAEAミッションを受け入れます~

本件の概要

本日、経済産業省において、宮沢大臣とIAEA天野事務局長が会談を行いました。会談では、IAEAによる、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の「運転安全評価チーム(OSART)」ミッション、福島第一原子力発電所の廃炉レビューミッションの受け入れについて合意しました。また、我が国の福島第一原子力発電所の状況及び、今後のIAEAとの協力のあり方について等についても意見交換を行いました。

1.柏崎刈羽原子力発電所のOSARTミッション受け入れについて

宮沢大臣から、福島第一原発事故を踏まえ、運転安全性の向上に関する取組の経験を世界に共有していくという観点から、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(6、7号機)がIAEAによるOSART(Operational Safety Review Team:運転安全評価チーム)(参考1)を受け入れる旨表明し、天野IAEA事務局長から、これを歓迎するとの発言がありました。

加えて、天野事務局長からはOSARTの更なる活用が重要との指摘があり、宮沢大臣から、今後も、柏崎刈羽発電所に続き、積極的な受け入れを進めていく方針が示されました。

2.東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃炉レビューミッション受け入れについて

我が国が平成26年9月に開催された第58回IAEA総会において継続的な受け入れを表明していた福島第一原子力発電所への廃炉レビューミッション(参考2)について、宮沢大臣から、今般、第3回目の調査団を平成27年2月中旬に受け入れることを表明し、天野事務局長からこれを歓迎する旨の発言がありました。

3.福島第一原子力発電所の状況及びIAEAとの協力のあり方について

福島第一原子力発電所の状況及び、今後のIAEAとの協力のあり方について、意見交換を行いました。

(参考1)OSARTミッションについて
OSARTは、IAEAが実施しているプラントの運転安全評価レビュー。1982年にスタートし、世界各国で33カ国、102プラントに167回のミッションを派遣しており、108回のフォローアップミッションを実施。
日本では、美浜(2009、2010(フォローアップ))、柏崎(2004、2006(フォローアップ))、浜岡(1995、1996(フォローアップ))、福島第二(1992、1993(フォローアップ))、高浜(1988)で実施しているが、東京電力福島第一原子力発電所事故以降、我が国の本ミッション受け入れは初めて。 ミッションの受け入れ時期は、今後、東京電力とIAEAの間で調整予定。

(参考2)廃炉レビューミッションについて
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4 号機では、平成25年6月に改訂された「東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4 号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」に基づき、廃炉に向けた取組が進められている。この廃炉に向けた取組や、直面している課題等については、我が国からの要請に基づいてIAEAがレビューミッション(調査団)を派遣し、これまでに2回の評価及び助言を受けているところ
  • 第1回:平成25年4月15日~22日
  • 第2回:平成25年11月25日~12月4日

第3回ミッションにおいては、調査団は東京にて資源エネルギー庁、東京電力等の関係者との会合を行うとともに、福島第一原子力発電所の現地調査を行い、最終日にはレビュー結果の概要が公表される予定。ミッションの具体的な日程や調査項目については、今後、日本政府とIAEAとの間で調整予定。

担当

資源エネルギー庁原子力国際協力推進室、資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室

公表日

平成27年1月7日(水)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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