経済産業省
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日本工業規格(JIS規格)を制定・改正しました(平成26年7月分)

本件の概要

経済産業省は、技術の進歩や、安全性向上等必要に応じて、JIS規格を制定・改正しています。今回は、15件の制定・改正がありました。JIS規格は鉱工業品の品質改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のために用いられます。

1.経緯

日本工業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)とは、鉱工業品の品質の改善、性能・安全性の向上、生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき制定される我が国の国家規格です。これらの規格は、同法によって設置された日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)の審議を経て、経済産業大臣等によって制定されます。

JIS 規格では、製品の種類・寸法、品質・性能や安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、鉱工業製品の生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。経済産業省は、このたび、7月分のJIS規格の制定・改正を行いました。

2.今回のJIS 規格制定・改正内容

今回は、JIS規格について4件の制定及び11件の改正を行いました(資料1)。なかでも以下の2項目に係るJIS規格の改正は特に重要です。

  1.  「先行形手すり」のJISを改正

建設現場における死亡災害は墜落によるものが多く、その中でも足場からの墜落が最も高い割合を占めています。そのため、足場の組立てや解体を行う際に、最上層及び全ての作業床に、常に手すりや中さんがある「手すり先行工法」が用いられています。
今回の「先行形手すり」のJIS改正では、先行形手すりの外側(建物と反対側)への墜落も想定し、先行形手すりの安全帯取付設備としての必要な強度に関する項目を追加しました。
これにより、建設現場における足場からの墜落を防止する設備としての「先行形手すり」の性能が、一層向上することが期待されます(資料2)。

  1.  「案内用図記号」のJISを改正

今回の「案内用図記号」のJIS改正では、お年寄りや障害のある方等のための設備や席の図記号や、外国人等観光客のための「靴を脱いでください」等の図記号について、12項目を追加いたしました。図柄等が明確に標準化されたことで、高齢者・障害者等がより図記号を判別しやすくなると期待され、また、外国人等観光客に対する図記号が標準化されたことで、安心して日本を観光できる環境の整備が期待されます。(資料3)。

担当

産業技術環境局基準認証広報室

公表日

平成26年7月22日(火)

発表資料

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