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コロンビアとの知的財産分野の協力を強化します

本件の概要

特許庁は本日(現地時間4日)、コロンビアのボゴタにおいて、コロンビア商工監督局との間で両庁間の協力覚書に署名し、我が国にとって南米で初となるコロンビアとの 特許審査ハイウェイ(PPH)の試行プログラムを 9月1日から開始することに合意しました。

1.概要

特許庁は、成長著しい中南米諸国の知的財産基盤の発展および日本企業の事業活動支援のため、中南米諸国への知財協力を強化しています。

我が国とコロンビアとの間で2012年12月からEPA交渉を行っており、両国間の経済関係の一層の発展が期待されます。そのため、知的財産分野においても両国の協力関係の強化を進めており、本年7月29日には、安倍総理とサントス大統領による共同声明において、両首脳は、日・コロンビアの特許審査ハイウェイ・プログラム(PPH)※の早期試行開始を含む知財分野における当局間の協力の進展を歓迎しました。

※ある国で特許権を取得することが可能と判断された出願について、出願人の申請により、別の国で簡易な手続で早期審査を申請することができる制度です。
今回の合意により、我が国がPPHを締結した国・地域は29となります。なお、コロンビアは、日本国特許庁が南米においてPPH試行プログラムを開始する初めての国となります。

これを実行に移すものとして、日本国特許庁とコロンビア商工監督局は、本日、コロンビアの首都ボゴタにて両庁間の協力覚書に署名し、PPHの試行プログラムを 9月1日から開始することで合意いたしました。

2.コロンビア商工監督局との協力覚書 

同覚書において、日本国特許庁とコロンビア商工監督局は、以下の項目を含む様々な分野で協力することを確認しました。

  • 両庁および両庁が加盟する地域枠組みの知財制度・運用に関する情報交換
  • 中小企業等の事業者による知財制度活用の促進に関する経験共有
  • 審査効率や処理能力向上に関する経験共有
  • 職員の能力向上を含む人材育成分野における協力
  • PPHを含む国際的枠組みにおける協力
  • セミナー等開催によるユーザーへの情報発信
  • 自国制度に関する情報の公衆への英語での情報発信
  • 両庁制度・運用に関するユーザー評価の共有

今後、同覚書を踏まえ、コロンビア商工監督局との協力を進めてまいります。

3.コロンビアとのPPH試行プログラムについて

本プログラムにより、日本で特許になりうると判断された出願については、出願人の申請により、コロンビアにおいて簡易な手続で早期審査が可能となります。

今後も特許庁は、PPHの対象国拡大を図るとともに、海外の特許庁との間で申請手続の共通化・簡素化に努めることによって、我が国出願人の海外における迅速な権利取得を支援して参ります。

<PPHプログラムの詳細>
 http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/patent_highway.htm外部リンク

担当

特許庁 総務部 国際協力課

公表日

平成26年8月5日(火)

発表資料

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