経済産業省
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日本が得意とする高機能性繊維分野で国際標準を続々獲得しました!~分かりやすい性能表示で、更なる市場拡大へ~

本件の概要

日本が提案した高機能性繊維分野の規格が、国際標準化機構(ISO)において承認され、ISO 規格として先月までに続々発行されました。
これらは、消臭性等、我が国が強みとする高機能性繊維の試験方法を標準化するものです。
それにより、性能比較が明確となり、高性能な日本製品の差別化が可能となって、国際競争力の強化とともに消費者利益の確保が期待できます。
我が国繊維メーカーは、ポリエステル等の汎用の化学繊維に「高い付加価値」を付与した高機能性繊維の開発に強みがあります。
「高い付加価値」とは、消臭性、吸湿発熱性、吸汗速乾性、抗ウイルス性、帯電性防止(静電気のたまりにくさ)等を指します。
しかし、高機能性の評価に当たっては、複数の試験方法が存在したため、高い性能を有する日本製品と海外製品については、的確な性能比較が困難となり日本製品の優位性を発揮できないことから、統一的な試験方法に基づく分かりやすい性能表示が要望されていました。
このような中、経済産業省の標準化事業(※)の成果を踏まえ、我が国が積極的に一連の国際提案を行い、先月までに計13 件のISO 規格として発行されました(別添参照)。
また、日本は本規格が審議されたISO の技術委員会(Technical Committee 38: Textiles)の幹事国としても貢献しました。
これによって、消費者にとって分かりやすい性能表示が可能となり、新市場創出を通じて高機能性繊維製品の国際競争力が高まることが期待されます。
(※)経済産業省の標準化事業
経済産業省による委託事業「国際標準共同研究開発事業:高機能性繊維/抗ウイルスの試験方法に関する標準化(平成22~25 年度)」
【参考】消臭性試験方法(検知管法を使った場合)

担当

産業技術環境局 国際標準課

公表日

平成28年1月29日(金)

発表資料

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