経済産業省
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包装の環境配慮設計を促進します~包装の環境配慮に係るJISに関する手引き、事例集を取りまとめました~

本件の概要

経済産業省は、事業者における包装の環境配慮設計の促進と、消費者における環境に配慮した商品の選択につながることを目的に、包装の環境配慮設計に係るJISについて、①事業者向けの手引き、②消費者向けの事例集、を取りまとめました。

1.背景

持続可能な循環型社会を作り上げていくために、限られた資源を大切に使うことが求められます。
包装(容器を含む、以下同じ)は多くの産業で使われており、容器包装リサイクル法制定以来、各産業において環境負荷低減を目指した努力が続けられています。その取組の一つとして、環境配慮設計が進んでいます。

環境配慮設計では、包装としての役割を維持しつつ、環境に配慮することが必要です。
例えば、包装をリデュースする際に、行き過ぎた削減の取組が行われれば、破損するなどして包装としての役割が維持できなくなり、本来守られるべき商品を傷め、その結果として、過剰な環境負荷を生み出す可能性があります。

環境配慮設計についての共通の考え方として、包装の環境配慮設計に係る規格(JIS Z 0130群,2015)が制定されました。
経済産業省では、環境配慮設計を促進するため、「ISO/JISに即した包装の環境配慮設計に係る手引き及び事例集検討委員会」にて実際にこのJISを活用する方々の目線から、①事業者向けの手引き、②消費者向けの事例集、を取りまとめました。
これらを通じて、環境配慮設計に対する事業者の取組や消費者の理解が進み、環境配慮設計に基づく商品の選択につながることが望まれます。

2.手引きの内容と活用例・効果

手引きでは、JISを活用した環境配慮設計について全体的な流れを説明し、リデュースを通じた最適化を進める際に考慮すべきポイントを示しています。また、このJISの考え方に沿って事業者が環境配慮設計を具体的に行う共通の手順について分かりやすく掲載しています。

事業者は、①JISに基づき包装の設計・製造を検討する際の手順書、②自らの商品に用いる包装を選択する際の確認事項を示す参考書、③環境配慮設計の取組に関して消費者とコミュニュケ-ションする際のガイダンスとして本手引きを活用できます。

3.事例集の内容と活用例・効果

事例集では、事業者が環境配慮設計に取組んだ具体的事例について紹介します。包装の機能を維持しながらリデュースを通じた最適化を行う際の検討や工夫の具体的なポイントを図や写真を交えて掲載しています。

消費者は、事業者の環境配慮設計の取組を理解するためのツールとして、商品選択の際に活用できます。消費者団体などは、消費者に対して環境配慮設計の考え方を普及啓発する際に活用できます。

(事例集の掲載例)

担当

産業技術環境局リサイクル推進課

公表日

平成28年3月14日(月)

発表資料

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