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陸上自衛隊及び高知県との合同訓練によって、危機時の石油輸送協力体制を強化します~高知県総合防災訓練にて四国初となる石油製品輸送支援訓練を実施~

本件の概要

資源エネルギー庁と四国経済産業局は、陸上自衛隊及び高知県と連携し、太陽石油株式会社の協力を得て、6月7日(日)の平成27年度高知県総合防災訓練において、広域・大規模地震・津波災害に備え、①人命救助を行う自衛隊への石油供給の円滑化と②自衛隊による避難所等で使用する民生用石油輸送の体制強化に向けた訓練を実施します。
併せて、高知県(消防等)は、自衛隊により輸送された石油製品を供給するため、仮設ミニSSを設置し車両等に給油する訓練を実施します。

1.背景とねらい

2011年3月の東日本大震災時には、石油の輸送が困難になり、給油が困難となる地域も多数発生しました。そうした中、資源エネルギー庁からの要請に基づき、自衛隊がドラム缶に詰めた軽油等を被災地へと搬送し、民生用石油供給を支援しましたが、その際に様々な調整事項が発生しました。また、こうした石油供給インフラの被災が、自衛隊の人命救助活動に必要な燃料確保に影響を与える可能性もあらためて認識されました。

こうした経験を踏まえ、資源エネルギー庁と防衛省では、昨年6月に、防衛省の「平成26年度自衛隊統合防災演習(26JXR)」の一環として、緊急時の石油輸送円滑化に向けた初めての合同訓練を実施するとともに、同年11月には、より一層の協力推進のため、東北経済産業局と陸上自衛隊東北方面隊による、「方面隊震災対処訓練(みちのくアラート2014)」と「津波防災の日」訓練の一環として合同訓練を実施しました。

こうした取組の中で今回は、四国地域での初めての石油製品輸送にかかる合同実働訓練を実施します。

2.訓練の概要

四国沖の南海トラフを震源とする大規模な地震・津波の発生後を想定し、太陽石油株式会社四国事業所(愛媛県今治市)の施設を利用して以下の訓練を実施し、石油を確保・搬出する手順を訓練・確立します。

① 発災当初における燃料の急激な需要増大に伴う自衛隊への石油供給を想定し、民間の製油所(太陽石油株式会社四国事業所)において自衛隊の燃料タンク車に、直接受領する訓練
② 高知県から総合防災拠点(四万十緑林公園)への緊急・救命用の石油製品の要請に対し、自衛隊輸送力でなければ輸送する事が出来ない限定的な場面(被害状況により民間ローリーの補給が出来ない場面)を想定し、民間の製油所(太陽石油株式会社四国事業所)から、総合防災拠点に自衛隊車両を活用し、ドラム缶に石油製品を充填し、輸送支援する訓練
③ ②により輸送されたドラム缶を高知県(消防等)が受領し、屋外にて車両、携行缶等に給油するため、総合防災拠点近傍において仮設ミニSS(空き地などの屋外に設置する仮設給油所)を設置し給油する訓練

なお、石油製品輸送の合同実働訓練の一環として仮設ミニSSを設置し車両等に給油する訓練については、今回が全国初の試みです。

担当

資源エネルギー庁石油精製備蓄課

公表日

平成27年6月2日(火)

発表資料

経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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