経済産業省
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2015年IECミンスク大会が開催され、国際標準の戦略的活用に向けた議論と情報交換等を行いました

本件の概要

10月5日から16日にかけて、ベラルーシ共和国ミンスクにおいて、国際電気標準会議(IEC)(注1)の年次大会である第79回ミンスク大会2015(以下、「IECミンスク大会」)が開催され、我が国から星野大臣官房審議官(産業技術・基準認証担当)をはじめ各種会合に総勢約100名が参加し、電気・電子分野の国際標準活動に積極的に参加するとともに、情報収集と意見交換を行いました。
また、今次大会においては、我が国の提案によりインダストリー4.0などの先進的な重要課題について各国との間で活発な議論と情報交換を実施しました。
経済産業省では、引き続き、IEC等の国際標準化活動への参画を通じて、我が国産業の競争力向上を図るための標準化戦略を進めてまいります。

1.IECミンスク大会の概要

IEC(会長:野村淳二・パナソニック㈱顧問)は、毎年、IEC大会として、総会、組織運営等の会議と規格開発を行う専門委員会等を開催しており、本年のIEC大会は、10月5日から16日までの間、ベラルーシ・ミンスク市にて開催され、加盟79カ国とその他関係機関等から約1,100名が参加しました。

2.本大会のポイント

(1)次期IEC会長(Mr .James Shannon(米国))(任期:2017年~2019年)、第三副会長(Dr. Yinbiao Shu(中国))(任期:2016年~2018年)等、次代のIEC幹部が選出され、2016年から始まる次期IECマスタープランの策定作業に向けて、新しい体制が構築されました。

(2)製造業の技術革新として国内外で注目を集めているインダストリー4.0/スマートマニュファクチャリングに関する標準化活動について、我が国の提案により、各国との意見交換のためのフォーラムを開催しました。このフォーラムでは、「製造プロセスの革新に対する各国代表機関の期待と見方」をテーマ設定し、星野大臣官房審議官が進行役となり、ドイツ、イギリス、中国、韓国の代表からのプレゼンテーションとともに、日本での取組を紹介しました。各国での取組やIEC全体としての取り組むべき事項など、活発な意見交換が行われました。

(3)我が国から総勢100名が各種会合に積極的に参加し、昨年のIEC東京大会に続き、IEC活動を一層活性化させることにより、野村会長体制を積極的にサポートしました。

(4)2004年より、IEC/TC100(オーディオ・ビデオ・マルチメディアシステムおよび機器分野)において副幹事・幹事を務めている江﨑 正氏(ソニー(株)スタンダード&パートナーシップ部標準専任部長)が、電気・電子分野の標準活動の管理に顕著な功績があった者に対して贈られるIEC2015年トーマス・エジソン賞の受賞者として表彰されました。

(IEC総会で挨拶をする野村淳二IEC会長)    (セクタリーズ・フォーラムで司会をする星野大臣官房審議官)

注1)IEC:国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)
電気・電子技術等に関する国際標準化や適合性評価等の活動を通じ、国際貿易の振興と製品やサービスの利用者の利便性向上に寄与する国際機関。2014年末現在で加盟国83カ国、開発規格数約7,000。

注2)セクレタリーズ・フォーラム、
各国代表機関の事務局長のみが参加し、意見交換及び情報交換を行う会合。今年は、「製造プロセスの革新に対する各国代表機関の期待と見方」をテーマに、日本が企画及び進行役(星野大臣官房審議官)を務め、中国、ドイツ、英国、韓国からプレゼンテーションや参加者による活発な議論を実施。

担当

産業技術環境局国際電気標準課

公表日

平成27年10月19日(月)

発表資料

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